Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

ジュークボックス英会話

キリング・イズ・マイ・ビジネスおとついだったか、朝なに見ようかなーとTVのチャンネルを変えていた時に、ビリー・ジョエルが歌っている映像にぶち当たったのだった。なにこれ、よくある「青春のPOPSボックスセット」通販のCMかな?あれ?この人メガデスマーティー・フリードマンじゃないかな?おぉ、NHK教育の英語の番組の再放送なんだー。
「ジュークボックス英会話」というプログラムで、POPS&ROCKの歌詞から英語の表現を学ぼうという趣旨だそうだ。公式HPはこちら。http://www.nhk.or.jp/gogaku/english/3month/ この日の課題曲は「Honesty」、マーティー・フリードマン氏曰く「全然バタくさくない曲で歌謡曲のバラードみたい」とな。わはは、「バタくさい」って。普通知らんよ、こんな言葉。さすが日本好き。
J-POP進化論―「ヨサホイ節」から「Automatic」へ (平凡社新書 (008))で、「J-POP進化論」の佐藤良明先生が細かく歌詞を説明していく。それも、英語の言回しだけではなくて、音楽のメロディやリズムとの関係にも話が及ぶ。たとえば、「どういった意味を持たせたいかで文章の中のどの単語を強調するかが変わってくる」という流れの中で、「Honesty is such a lonely word」だと「Honesty is such a lonely word(誠実ってなんって孤独な言葉なんだ)」、「Everyone is so untrue」は「Everyone is so untrue(みぃんなそうさ、ウソばっかりだ)」という気持ち通りのメロディラインになっている、という話になるほどなーと納得。これは面白いな!続けて見なくっちゃ!
「3ヶ月トピック英会話」という番組で、もう一ヶ月分済んでしまっている。これまでのラインナップは、マドンナの「Like a Virgin」、ポリスの「Every Breath You Take」、マライヤ・キャリー「Without You」、そしてこのビリー・ジョエル「Honesty」。「見つめていたい」は山崎まさよし氏もカバーしているし(押尾さんの番組でちょろっと歌った時は森進一のモノマネが入ってた)、Keisonもchar氏とセッションしているナンバー。見たかったなー。慌てて2月のテキストを買ってきた。2月はアバ「Dancing Queen」、ジェームス・ブラウン「I Got You(I Feel Good)」、ビョーク「It's Oh So Quiet」、デビッド・ボウイHeroes」。テキストもその曲の時代背景など書かれていて、英歌詞の解説以外でもなかなか読ませる内容だった。そうしてもちろん英語の解説も興味深い。2月号のジェームス・ブラウンの回の解説から。

ポイントは、good,got,you をすべて、強いアタックで、拍より早く、フライング気味に言うところです。ロックやソウルの(ファンクもラップもですが)発声の基本---というか、現代のハートに響く英語の基本と言っていいでしょう。

ほら、見なくっちゃ!今夜5回目のアバ!もうすぐ始まるよ!