Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

アメリカの「山崎まさよし」

ルーム・フォー・スクエアミュージックマガジンジョン・メイヤーLIVE評を読む。
ジョン・メイヤーは、音楽性、ギターを弾くそのたたずまい、全体が醸し出す「BOY at Next Door」なムードから「アメリカの山崎まさよし」なぁんて紹介されることが多い。確かにグラミーでギターを弾きながら歌うところを見た限りでは、その「普段着っぽい衣装」「はにかみ」も含めて、「アメリカの山崎まさよし」と言いたくなる気持ちもよくわかった。
評者はアメリカでの彼のステージも見たらしい。女性FANの嬌声が絶えることなく、そして全編唱和だそうだ。本来いわゆる「シンガー&ソングライター」であり「ギタリスト」である彼が、アメリカでは「アイドル」的に受け入れられているのね。全体が醸し出す雰囲気から、音楽性とFANの受け入れ方に齟齬をきたしているあたりも、まさに「アメリカの山崎まさよし」。日本公演も、どちらかというとPOPスターとしての彼を前面に押し出す内容だったそうだ。
これからですよ、ジョン君。山崎氏のステージも、いまや嬌声に包まれることはそうはなく、そこに生まれる響きを楽しもうという客が大部分です。投げずにやっていきましょう。自分を忘れずにいれば30を過ぎる頃には、やりたいことがそのまま形になって行くハズ。