30円

寒かった。なので「にゅうめん」を食べようと思った。袋入りのインスタントラーメンみたいになっている「たかだのにゅうめん」ってやつ。これって美味しいけれどあんまり安くはない。で、それが今日は安売りで168円と表示してある。おし！買うぞ。で、レジ通したら、ありゃ？198円って。確か168円のはず。お金払っていったん出たけどもう一回売り場に戻って棚の表示を確かめると、やっぱり168円。どうする？30円だよ？一瞬考えたがお店がすいていたこともありレジに行って「これ168円のハズですけど」と談判。無事30円返してもらうことに。
多分娘時代だったら談判できずにモヤモヤしながら帰ったろうな。こういうのが「おばちゃんになった」ということなのか。でも、正当な主張であるぞ。後ろめたいことはなにもないハズだが、でも「30円ごときで」とも思う。
「おばちゃんの厚かましさ」を揶揄するときによく指摘されるのが「電車のシートの隙間にむりくりお尻をねじ込んで座る」という行為。私は「おばちゃんが迷惑だ」とはあんまり思わない。そもそも、シートに隙間があるのは、もともと座っていた者達の位置取りがイイカゲンなのではないか。ヘンにゆったり座ったり荷物を横に置いたりしてるから、半分くらいお尻が入るくらいの隙間ができるのだ。おばちゃんの強引さが目立つが、まず先の人がきちんと座っていたらそんなことをしなくても普通におばちゃんは座っていたハズ。そういうふうに考えると、まず「本日のお買い得」をPOSシステムにちゃんと登録しなかった店側がイカンのである。そうだそうだ、一袋買っただけだから30円の違いだが、10袋だったら300円、100袋買ってたら3000円、1000袋だったら3万円の損ではないかいな！…にゅうめん1000袋食べるのはタイヘンだろうなぁ。