Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

桃山台名所めぐり

食欲の秋

deguのケガの経過を見せに桃山台の動物病院まで行く。今回はタクシーで。場所を告げると運転手さん「もっと近くにも新しく動物病院が出来てますけど人気無いんでしょうかね?」 いやいや、今から行く所は犬猫病院でなくて、それ以外のフェレットとかモルモットとかの小動物を診てくれる所なんです、北摂ではそこが有名でして、と説明。待合室でも犬は一匹だけ、後は小鳥にゴールデンハムスターフェレットに、そうしてこのデグー。ほどなく診察、さすがに先生ホールドがお上手だなぁ。素早く要所を掴んでくるっとひっくり返すと、もう身動きできないぐーちゃん、おなか丸出し。足の傷は癒え、どうやら腫瘍でもなさそうという事だったが、あと暫らくは塗り薬を続け、回し車もダメ、床の敷き材もふわふわした物にしておくようにとの事。まだまだ欲求不満の日々は続くのね。
帰りは歩いて駅まで。てくてく歩くと汗が噴出す。しまったなー、帽子被ってくるべきだったなー。この辺は大きな家が多い。たいがいの家の門扉にはセコムの赤いシールが貼ってある。ある程度の前栽があってこの豪勢な家屋があったならもっと威風堂々たる街並みになっただろうなぁ。暫らく歩いていくと、駅には近くなってきているのに、人気の無いお宅が増えてくるのが気になる。ゆっくりした敷地に建ってから年月は経っているがまだきれいなお家、でも雨戸がみな閉まってて誰か住んでいるという気配は無い。そういう家がかなりあるなぁ。まさにニュータウンが代替わりしようとしているところなのか。
もうすぐ駅というところで左に折れて大きな公園の方へ。次の目的地はア・ビアントというパン屋さん。ここもまた「大阪で美味しいパン屋さんは?」という口コミでいつも必ず北摂の名店として名前があがる店なのだ。deguには店先で待っていてもらい品定め。フランスパン系のものが美味しいという事だが、色とりどりの甘いパンについ目が行ってしまう。ホウレンソウが練り込んであるベーコン入りのパンと洋ナシのタルトとアーモンドクリームが入っているという貝型のパン購入。コレでお昼にしようコーヒー入れて、とほくほくしながら店を出たが、ん!待てよ。もうすこし先まで歩けばそこは九州ラーメン「福将軍」。
ここもまたクチコミで「美味しい」とよく名前のあがる店なのだ。許せぐーちゃんちょっと行ってみるわ、行列が出来てたら諦めるから。時間が少し早かったためかすんなり座れる。九州ラーメンを食べてみる。600円ナリ。美味しく頂いたが、わざわざまた来るか、というとどうかな…。
というわけで、桃山台の有名ポイントをくるっと回って帰ってきた。ぐーちゃん寄り道してごめん。家に戻ってケージにかえすと、しばらくチモシーを齧っていたが、疲れたらしくながながと伸びて寝てしまった。
おすましエプロンさんのこの記事(「女の子」を構成しているものの中の1つ)に思わず遠い目。私がまだ「女の子」だった四半世紀前、私も当時カネボウから新発売された「アンダーアイライナー」を購入した!それは「下睫毛と眼球の間の粘膜の部分をアイライナーでぐりぐり塗りつぶす」だけのための道具で画期的な形態をしていた。アイライナー本体は硬いクリーム状で、チップでもって粘膜部分に塗っていくのだが、このチップが凄かった。先端が痛くないようにラバーで出来ており、そうだな、円柱を斜めに切ったような形をしていたのだ。ん?円柱だっけ?角柱かな。とにかくその先端部分にアイライナーをとり、粘膜に沿って色を入れていくのだ。あれってどのくらいの期間販売したんだろう。商品化されるくらいだから、で、私がつい買ってしまうくらいだから、四半世紀前から「下睫毛と眼球の間の粘膜の部分をアイライナーでぐりぐり塗りつぶす」というやり方は一般化していると考えていいのでは。今またこうして脚光を浴びているのなら、カネボウさんまたアレを復活させたら売れるかも。ま、しかし山田さんのおっしゃるとおり、あかんべーしながらこのアンダーアイライナーを使っている姿はなかなかマヌケで見せられたモノではなかったな。そうして購入の動機は丸顔でどうにも幼く(かわいく?)見えてしまう顔をなんとかオトナの女的シャープにみせる事はできないか、というものだったので、「可愛い顔を完成させるために入れる粘膜ライン」というコンセプトにもびっくり。てか、すっごいいろんなモノ塗りたくって、ようやく「かわいい顔」が出来上がるのね。かわいい顔を手に入れるための老練なテクニック。ううむ、一寸先は闇。