Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

アンデスの歌うネズミ

案外賢いのよ

あぁぁぁーー!見たい見たい見たい!もうニュースを読んでからきゃーきゃー言っている。なにがって、この記事!「ネズミだって道具使う 理化学研究所が実験で確認

 道具を使うことが分かったのは、南米アンデス原産のネズミ「デグー」。理研岡ノ谷一夫生物言語研究チームリーダーと時本楠緒子研究員らは、1歳以下のデグー6匹に道具を使わせる実験を行った。

 手の届かない場所に好物のヒマワリの種を置き、T字形の小さなくま手を与えて行動を観察した。最初はうまく取れないが、約2カ月後、くま手を前足で握って前後に動かし、種を引き寄せて食べるようになった。

 実験した6匹すべてがこの行動を習得。くま手を離れた場所に置くと自発的に取りに行くことや、種の場所を変えると、くま手を動かす向きを変えて器用に取ることから、道具としての機能を理解して使いこなしていることが分かった。

deguがちいさなくま手を両手で持って遠くの餌を取る!うわー、かわいいだろうなぁーー!見たい見たい!バランスから言ってちょっと上体を起こしてくま手を使うんだろう。きゃー!6匹のdeguがわらわらくま手使う様子を想像しただけで悶絶寸前。そのdeguサイズにあわせた「T字形の小さなくま手」も見たい!食い意地の張ったdeguだから、まずそのくま手は金属製なんだろう。でないとヒマワリの種を取ることを覚える前に、くま手を破壊してしまうもの。ん?ヒマワリの種?え、え、え、いかーん!デグーにたくさんヒマワリの種をあげてはいけないのに!デグーはそらぁヒマワリの種を好むだろうが、ヒマワリの種は半分くらい油分で肥満の元になるしいろんな病気を引き起こす可能性が高いということでデグーには「避けたほうがいい食材」なのだ。ほかにも、デグーは糖分を体内で分解できないのでレーズンなどの乾燥果実なども避けたほうがよかったりする。糖尿病・白内障になりやすいのだ。デグーは飼いやすいが、食べ物に関しては注意が必要な動物だ。
そっかー、2ヶ月がんばれば、我が家のdeguもくま手を使うようになるかも…などと思うのだが、今はそんなコト言っておられないのだ。今彼は怪我療養中。おとついの夜また足の裏を痛めた。今回はかつてないほど痛がり、尋常じゃない鳴き方で小一時間叫びつづけた。いつもいく近所の犬猫病院ではなく、エキゾチックアニマル専門のお医者さんまで足を伸ばし診てもらった。同じ所からの出血を何度か繰り返すということは腫瘍も考えられるとのこと。怪我なのか腫瘍なのか、しばらく怪我の治療をしてその後再び判断しようということになった。床材をふわふわにするようにということで木材チップを撤去、新聞紙の上にキッチンペーパーを幾重にも敷き、回し車もはずした。飲み薬と水薬とを処方して貰ったのだが、これがね!イヤがるのをむりやりホールドして痛い場所に塗り薬をつけ、口に無理やり細い注射器みたいなのを突っ込んでぐいっと飲ませるものだから、もういまや彼は人間不信の嵐。そうしてタオルで巻いて拘束するのだが、ばたばた暴れて反対側の足もちょっと痛めたような。いやだいやだ俺のことはほっといてくれ近づかないでくれそんな乾燥ニンジンくらいで懐柔されないぞいはんやエン麦をやチモシーだって食べないもんね水だって飲んでやらないし世間なんかキライだ俺は走りたいんだこんな時はどこまでもどこまでも走りたいのに俺の地平線はどこにいったあぁいやだいやだなにもかもがいやになったようという顔をして一日ケージの隅でじっとしている彼。名前を呼んでも知らん振り、私のこともキライになってしまったんだろうなぁ。そうなのだ、案外deguって賢いのだ。困ったなぁ。水薬はシロップでとても甘いので、飲ませ続けて白内障になっても困るしなぁ。くま手使えなくてもいいからなんとか元気になって、また前のような人懐こいぐーちゃんに戻って頂戴。