Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

百聞は一見にしかずと申しまして

いやー、びっくりびっくり。思ったよりも早く、You Tubeにジャマーバンドが登場した。やってみたら面白いだろうねぇ、みたいな話はしていたが、さて実際どうすんねん、てとこでぐずぐずしているうちに、意外な方角からアップされたのだった。前、「オーガスタの森川社長、9月30日にJIROKICHIにジャマー見にいらっしゃい!」と叫んでみたのだが(半ば本気)、よく考えたら29・30日は山崎まさよしさんの大阪フェスティバルホール公演、フェスのLIVEはわりと社長さんわざわざ足を運んで見てはったりするので、東京にはいらっしゃらないかも。よっしゃ、じゃぁこの映像を見ていただこうじゃないか!

ジャマーバンド「元気なじじい」


フルートを吹いているのは、オーストラリアから奥様の里帰りで一緒にやってきていたマルチプレイヤーのグレッグ。このグレッグ氏がYou TubeにUPしたそうだ。だから「Genki na jijii」じゃなくて「Genki najijii」なのね。なんでフルートなのかというと、旅のみそら、持ち運びに便利な楽器だからとのこと。なるほどね。セッションは「ステージから呼ぶよ」との事前告知だけで、リハあわせたりとかはしてなかったようだ。グレッグがコーラスで叫び出したあたりでカメラマンの奥様、笑いを堪えるのに精一杯で画面が揺れている。私も死ぬほど笑ったなぁー。で、グレッグのソロがフューチャーされる終盤の間奏部分を見て欲しい〜。「セッションってこうするのよ」という見本だなぁ。目と目で合図、絡み合うギターとフルート、フルートのフレーズからリズムだけ取り出して変化させるギター、それを聞いて新しいモチーフとして発展させるフルート、で、やはりギターとフルートではどうしてもフルートが埋もれてしまうので、ゲストを尊重してあとはフルートをサポートする形で味付けするギター。お見事。

ジャマーバンドもうひとつは、戸口さんが口琴で参加した「ほやけど」


口琴というと、山崎氏もテレビでちょっとだけ鳴らしてはった事があるが、歯に当てて弾いて「びよ〜ん」という音を出す金属製の楽器。ロックバンドとセッションする「ロッキン・コーキン」はあまり例がないのではないか。これがね!また面白いのよ。戸口さん(フレグランスはコムデギャルソン2)が操ると、口琴はリズム楽器でありメロディ楽器でありボコーダ―なのだった。戸口さんも毎回リハなし、出たとこ勝負のセッションなのだが、もう息ぴったり。この時は今は禁じ手にしてはるらしい「口琴複数使い」の技を披露してくれた。それにしても、JACKLIONはいい音だなー。
残念ながら今回のJIROKICHIにはこのお二人は参加しないようだけれど、ジャマーは変幻自在、毎回アレンジをがらりと変えてくるので、どうせ「予習どおり」ではないのだ。「ほやけど」なんて今は「トーキング・ブルーズ」のようだものな。
というわけで、森川社長いかがです?なににしろ、めちゃくちゃ楽しいですよー、ジャマーバンド。実際に体験しに、やっぱりJIROKICHIにいらっしゃいませー。