Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

胸かう山崎氏

復活の日

「道具を使うネズミ、デグー」の話題の続き。正確に言うとdeguはネズミじゃないんだけどね。チンチラのほうが近いかな。で、遺伝子的にはウサギのほうが近いとも言われる、草食性のげっ歯類。で、その「道具を使っている画像」があった。http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/science/19487/slideshow/6578/

いやー、想像してたのとはちょっと違ったなー。片手でくま手持ってるし。立って使ってたわけじゃなくて、結構低い姿勢で使ってたのね。で、ヒマワリの種も小さなかけらだったので病気も取り越し苦労だった。なんか賽銭泥棒みたいな感じだな。までも、かわいいぞ、賢いぞ、デグー!多分そのうちTVの動物番組で実際にやっているところを放送するんじゃないかな?楽しみ楽しみ。それにしても、ウチのdeguは注意力散漫で、「はい」と手渡ししたら食べるのだが、あやまってポロっと足元に落ちたりするともう所在を突き止められない。ほれそこ!と言ってもわからない。その周辺をうろうろと探すのだがわからないようだ。目や鼻では見つけられない。んー、意欲の問題か?だから、これだけヒマワリの種と離れていては、きっとウチのdeguでは「そこにヒマワリの種がある」ということに気が付かない可能性のほうが高そうだなぁ。ぐーちゃんはずいぶん元気になってきた。ケージの戸をあけると寄ってくるようになったし、おやつの催促もするようになって、ちょっと安心。

asukaさんのところで「夢の乱入者」というTV番組のことが話題になっていたので、思い出して書いてみよう。「My Dear Things お尋ね中〜〜!」 以前この日記でも「夢の乱入者」のことは書いたことがある。2004年4月6日 この番組の最後の放送回に山崎まさよしさんが参加したLIVEが流れたのだ。残念ながら1分ほどの放送だった。さっき見返してみたので、どんな感じだったか書いてみる。
まず、チキンジョージにやってきて挨拶してる映像。もういきなり緊張してはるようななー。服は「one more time〜」のシングルの時とよく似た雰囲気のグレーっぽい青のトレーナーですな。髪は短め、癖は強いがなんか頭にぺったりしているのは、それまで帽子かなんかかぶってはったんと違うかな?で、セッションしている映像は「WHAT’D I SAY」なので、これはこの曲をそのままやったのか、「アレルギーの特効薬」のなかの挿入部分かちょっとわからず。横で渡辺香津美さんがギター弾いてはりますねー。で、HEY!HEY!ってコール&レスポンスしているところがチョイスされている。HEY!って言った後お客さんを促すために右手をがっと上げるのだけれど、いつもそのタイミングがうまいこと合わなくなってしまう山崎さんだが、このときもHEY!ってお客さんがいうタイミングと腕のアクションがズレてきてまたしてもうやむやに。わはは。それからインタビュー映像。前述の通り、ヘアースタイルに少々難アリ、で顎上げ気味で首をすくめて話してはるので、なんか顔が妙にでかく映っており、うはは、はっきり申し上げてあんまり男前ではないですなー。でも表情は、これから始まる素晴らしい体験の予感に顔が輝いているやんちゃ坊主だ。だからハンサムというより「イイ顔」してはる。インタビューを書き起こしてみよう。

うんもう、すぅごい楽しいですね!僕もともとずっと弾き語りとか、アコースティックギターの一人でやるステージのが多かったんで、バンドって結構レコーディングぐらいしか、あと最近なんですけども、あんまり経験無いんですけれども、ホント、胸かる…かりるつもりで、胸かってどうすんねん、すんません、胸を借りるつもりで、頑張らさしてもらいます。ありがとうっ!ありがとあんんすっ!

このときのことを山崎氏は後にラヂオで「渡辺さんの手、見せて貰ったんですよー。知ってる?渡辺さんの手ってめちゃめちゃ小さいんやで!あれであのギターやで?だからね、私は手が小さいからギター上手く弾けないって言う人はね、悲観したらアカンと思うんですよ!」「あの時は緊張してねー、楽屋でも周りは凄いヒトばっかりなん。わし、ハモニカばっかりぶかぶか吹いてたわ!」とおっしゃっていた。それから、石田長生さんとのユニットで出た日清パワーステーションでのアコースティックイベントの模様を流したTV東京の「LIVE・Y」でも、チキンでの出会いのことを石田さんと「あの時はほんとすっごい緊張して…とりとめなかったんですが(山)」「だからね、僕が薬を盛ってやったんです!(石)」と話していた。山崎氏には当時石田さんと会うのにはちょっと困ったなっていう事情があったのだ。LIVEのお楽しみになっている「早口言葉」だが、石田さんもLIVEでやっていたのだ。そうして、早口言葉のネタを捜してた山崎さんにイベンターさんが教えた「島根のシネマは暇シネマ」というネタ、これが石田さんがやっていたものだったのだ。結果として知らず知らず石田さんのネタをパクったことになってしまっており、そのことを石田さんもファンからの連絡で知っていた。「やまさきっていう若いやつがやってるって教えて貰ってね、こぉれは会ったらマウントポジション取らなって思ってたんやけど、実際にあったらイイヤツやったんで、このざまです。」って石田さん笑っておられた。

ま、とにかく、あの番組に呼ばれたということは、97年初頭からすでに山崎まさよしさんの本質(ちゃんと弾けてちゃんと歌えてセッションができる基礎のしっかりしたミュージシャン)は、関西においては普通に理解されていた、という証だと思う。今わんさか出てくる「新人さん」のなかに、そんなヒトどれだけいるやら。音で会話ができるミュージシャンがまだ現役でやってる今はいい、でも20年後、「スリリングなセッションで大興奮」みたいな体験を、果たして音楽好きはできるのだろうかな。
後もうひとつ、このLIVE、山崎さん以外は消してしまったので、有山じゅんじさん&NORAさんの「You've Got A Friend」が見たいいいーー!