Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

お別れ


主を亡くしたケージを見るのがつらい。私のぐーちゃんは、今朝8時、ぴぃと鳴き、尻尾を少しばかり震わせて、そして死んでいった。変調を来してから一週間、お医者もなぜ衰弱しているのかわからないと言い、最後の二日はなにも口にせず、じっとうずくまって楽になる時を待っていた。息が止まった後、ケージの床から体を持ち上げ綿とチモシーを敷いた箱に移してやるとき、細い肩の骨が中指に当たった。あんなに丸丸していたのにね、がんばったね、ぐーちゃん。





6年と数ヶ月、そうそう早死にというわけではないけれど、でももっともっと一緒に暮らしたかった。「ぐーちゃん?」と呼べば、走っていた回し車を止めて「なんですか?」と言いたげな仕草でこちらをうかがう。そんな姿を見て、涙がはらはらと落ちる日どれだけ慰められたことか。撫でてもらうのが好きだったぐーちゃん。「おかあさん」「おやつ」「おうち」いろんな言葉をわかっていた賢いぐーちゃん。





ぐーちゃん、いいこ。忘れないよ。もっと一緒に写真を撮ればよかったな。眠たそうな顔してる。この日はこのまま手の中で眠ってしまったんだっけ。ぐーちゃんと一緒に過ごせて、とっても楽しかった。ぐーちゃんも、そう悪くはなかったなって思ってくれてたらいいんだけど。ありがとね、ぐーちゃん。またいつか、20年くらい先かな?一緒に遊ぼう。それまでおやつでも食べて待っててね。

ひとりぼっちの羊飼い

昨日は次男最初の合格発表、無事三日月大学合格。第二希望の方だけだったら困るなと思っていたが二つの学部ともで、おめでとー!念のために調べてみたセンター利用も合格で、んー、そうかぁ、センター利用だけで良かったのな…てことは3万5千円×4はいらんかったって事か。ま、結果論だけど。まだ本命のトコの発表は先だけど、とりあえず浪人は免れたってことで、「もうね!韓非子って名前は一生口にしないと思いますよ!」と晴れ晴れした顔で言う。んー、親ばかだけど、君だったらもっとちゃんとやれば国立も行けただろう、もったいないなぁと心の中で思う。しかし彼は、やりたいことをやってノンビリ毎日を過ごし無理せず行ける大学に入る人生を選んだわけで、親としてはそっから先のことを勝手に思い悩まなくてもいいかと自戒する。一気に長い春休みが始まった息子、兄と共に久しくお邪魔していなかった父方の祖母のお家へと泊まりに行ってしまった。
サウンド・オブ・ミュージック―名作映画完全セリフ集 (スクリーンプレイ・シリーズ)お休みの日に一人になってしまった。どうしようかな。これからはこんな日が続いていくのだろう。一人で何かしら楽しみを見つけ、日々を過ごしていかなければならない。なにしようかな。これまで行ったこと無かった「スーパー銭湯」というものに行ってみることにした。行ったのは「すみれの湯」というところ。送迎バスを待って乗り込む。開いたドアからは施設から戻ってきたお爺さんが一人降りてくる。お爺さんお一人で楽しめましたか?すみれの湯。私は一人で楽しめるでしょうか。送迎バスには私一人。貸し切り状態。20分ほど揺られて到着。想像していたよりは、こぢんまりしているなぁ。
HPで予習していたのでシステムは了解済み、今回は岩盤浴は見送って、とりあえず入浴のみにする。早速脱衣所に向かい、入浴準備するのだけれど、わーー、裸の女の人だー。当たり前だけど。ここにもそこにも若い女性の裸身が。や、私も女なわけでこんなことでビックリするのも変といえば変なんだけれど、でも、女でも他のヒトの裸ってそうそう見るわけでないから、至近距離で若い女性の裸みると、ほぇーと思う。温泉行っても居るのはおばあさんばっかりなのよね。こんなふうに、胸もたわわで腰もきゅっとしまったお嬢さん達が笑いながら裸で通り過ぎると圧倒されてしまう。いやースゲーと心はおじさんのままいざ風呂場へ。とりあえず掛かり湯の後、寝っ転がるジェットバスやら露天風呂やら片端から制覇する。漢方の蒸気が間欠泉のように吹き上がるスチームサウナが良かったな。普段は烏の行水なので、かんなりがんばって浸かる。送迎バスに乗る前にバラエティショップで奮発して買ったトリートメントを使ってゆっくり洗髪、石鹸もコールドプロセスのハンドメイドを薄く削ったものを家から準備して丁寧に体を洗う。今からサウナでローリューサービスを行います!というアナウンスになんでも体験とサウナに移動、うわぁ熱!ただでさえ熱いのに、熱源にアロマ水を掛けて蒸気を増し、それを一人一人の方に大ウチワで送ると言うサービス、あついざんすーーー!ひーーー!二回三回と希望する人もいて時間がかかる。もういいよー、降参だー。はひはひ言いながらサウナから出た後はちょっと深めのジェットバスへ。うはー、かんなり強力なジェットの圧力が腰に気持ちいい。てか、背中かゆい。これってふくらはぎに当てると気持ちいいかもなと思い横を向くと、ん?隣の方の姿勢が妙。ジェット噴流に向かって太ももを高く上げて、え、それって、ドコに当ててるんですか?ソコですか?大丈夫ですか、こんな強力なのをソコに当てちゃって。いやいやいや、ナニゴトも経験、もしかしたらめくるめく世界が待っているのかも。んじゃぁちょっとマネしてみようかな、でも真っ向勝負は自信ないから、後ろからお願いします、っっって、無理!アカン!これ無理だって!体内に噴流がめり込む!瞬時に負けを認めてこれにてお風呂終了〜。
脱衣所で体を拭いていてもなかなか火照りは治まらない。下着とTシャツだけ着て化粧スペースに移動、鏡を見ると顔が真っ赤っかだ。化粧水をつけると顔の手触りがつるつるでビックリする。わー、何が良かったんだろう、漢方サウナかな。マッサージネクターを使って手足もゆっくり手入れする。いやー、なんか疲れたけど、面白かったな。
一時間に一本の送迎バスに乗って帰る。帰りの乗客は私を入れて3人。みな一人で来ている客。年配の女性、30代くらいの男性。みなさんお一人で楽しめましたか?私は案外楽しめましたよ。バスの外は夜の街。光る窓の奥には、何かしらの楽しみを見つけて微笑む人がそれぞれ収まっているといいな。

最後の日

切ない大長編ソング「ハワイの詩」で田辺マモル氏は鳥にエサをやるのはなんで楽しいんだろうと歌ったが、私は息子がバスに乗って出かけていくのを見るのが好き。今日は高校の最後の授業、雨が降るとの予想だったので、いつもの自転車通学はやめてバスで登校するという。ベランダの窓越しにバス停へ向かう息子を見るのも今日が最後。いつも窓の中で手を振っても反応がないので、私が窓んとこにいるの見える?と以前聞いたら「窓の所にいるのは、なんとなくわかりますよ」とのこと。3年間あっという間だったね。私学の特進コースにも受かったし、どうせならもっと上のランクの高校にすれば?というのをあえて今のところにして、やはり違和感を感じながらずっと過ごした高校生活だった模様。クラスメートともあまり親しくならず、友達も増えず、部活もせず。でも少しは楽しいこともあったでしょう?のちのち思い返してふっと笑みが浮かぶようなことがいくつかあったならいいんだけど。定時よりも少し遅れてバス到着、乗り込む前にこちらの方を向き、二度三度大きく手を振ってバスに乗り込む息子。ありがと。いってらっしゃい、もうすぐ新しい生活が始まるよ。

誕生日

息子からのプレゼント

やりたいことをやってもいいのかもしれない、とこの年になって思う。や、そんな大それた事がやりたいわけではなくて、ちょっとしたこと。そんなことしたら周りがナンというか、それを考えると二の足を踏むことが多かったように思う。しかし、はや父親は死んでおり、母親ももう喜寿。そのほか以前その顔色を窺っていた人たちはみな年老いてしまっている。子供達も大きくなり、私がオトナの代表として「ちゃんとしているところ」を見せなくてもいい。とは言っても、私の財力で出来ることは限られてはいるのだけれど。
髪の毛がかなり伸びてきたので、強めにパーマを全体にかける。「いいんですね?今の髪型似合ってますよ」と美容師さんはおっしゃるが、いいんです、かけてください、今の髪型が似合ってるのはわかっているけど、普通じゃない髪型にしたいんです!漫然と伸ばしていると、もともとの癖毛が影響して、なにも手を掛けなくても「ゆるふわ愛されロング」になってしまうのがイヤ。無難なのがもう耐えられない。出来上がりは頭頂部付近からランダムに大小のウエーブが流れて、おぉ、気分はラファエル前派、バーン・ジョーンズの絵の女性。懐疑的だった美容師さんも、似合ってますね、ウエーブのままもっと髪の毛のばしてワイルドな感じにするのもいいかも!とのこと。そうねそうね、悲劇の女性ロッカーみたいな雰囲気もカッコイイなぁ。家に帰り「見て見て!頭がもふもふのプードルになったよぅ!」と叫べば、寝ぼけて部屋から出てきた長男「え?オカアサンの髪の毛、ヌードルになったって?」…んー、まぁふやけたインスタントラーメンに見えるのも確かかもなぁ…

袖擦り合うも

お家へ帰ろう

「あのですね、高校からの帰りしな、自転車のチェーンがバキッて外れてしまったんですよ」と次男は言う。ほうほう、でもチェーンが外れた位だったら直せるでしょう?「なんか一つ金具もその時壊れてしまったらしくて、無理だったんですよ。で、仕方がないから自転車に乗らずにじょりじょりひいて歩いてたんです。歩道にはワタシの前におばあさんが歩いてて、しばらく前後で歩いていたのです」それで?「そしたらおばあさんがくるっと振り向いて、どうやらワタシがおばあさんに進路を阻まれたがために、仕方なく自転車から降りて歩いているのだと思ったらしくて、『まぁまぁ、気が付かんと悪かったねぇ』って謝るのですよ」あー、ナルホドね。「『違うんですよ、自転車が壊れてしまったので押して歩いているだけなのです』って言ったら、今度は『故障は自転車屋さんで直せないのか』みたいなことを言うのです。で、『お金を持っていないので直せないのです』と言ったらですね」まぁ決まったお小遣いをやってるわけでもないから、いっつもお金ないわなぁ。「そしたらおばあさんが『これ上げるから、これで自転車屋さんで故障を直してもらいなさい』っつって、財布から出した千円札ぐいっと押しつけるのです!ビックリして受け取ってしまって、あぁ、どうしたらいいのだ、なんなんだって狼狽えているうちに、おばあさんはさっさと道の向こう側へ横断して行ってしまったんですよ。おばあさんって人種はなぜ横断歩道でない場所で皆ヘーキで道路を渡るのでしょう」へぇぇぇ、お金をね。「自転車押してるので追いかけるわけにも行かないし、『せめてお所とお名前を!』って言ったのですが、此方を振り向かずに片手だけ上げてひらひら振って、おばあさん去っていきました。ワタシ、施しを受けてしまいましたよ!よほどみすぼらしく見えたのでしょうか。ホントのことだとしても、ムヤミに金がないなどと言うのはよした方がいいなぁと思いました…」折角なので、そのありがたいお金にもう少し足して、無事次男の自転車のチェーンは復活を遂げたのだった。

僕らはね。録音には思い入れがあるんよなあ。だって、70年代なんて、録音スタジオでいい音で録音なんて、それこそ夢のまた夢やったもんね。それがいまや、PC使ったらただで8トラックくらいは当たり前、MTRでバンド録音しても、今回のように10万程度でかなりいい音でいけるもんね。

レコーディング その1

現在ジャマーバンドは2ndアルバムの録音中。これまでのLIVEで黒字になった分をプールしたお金で録音機材を購入しての作業のよう。ディレクターはあにきさん、上記の日記とは別の、mixiでの日記なので引用を控えるが、「ジャッジする難しさ」を書いておられる。セルフプロデュースには不可欠な力が「客観視」であると。そしてまた、現在のように容易に録音環境が手に入るわけではなかった70年代後半から80年代半ば、ディレクターやプレイヤーの一瞬のジャッジで素晴らしいアレンジやプレイが生まれてきたこと。
誰でも手軽にドコででも録音作業が行える、そしてちょっとした部分だけでも何度でもやり直しが可能であることは、とても素晴らしい技術の進歩であるけれども、あにきさんが書かれていた鋭利な刃物の切れ味のような「ジャッジ」する力は、なかなか得にくくなっているのかもしれないなぁ、なぁんてことを思ってしまったぞ、山崎さん!
山崎まさよし氏のファンクラブイベントに行ってきた。山崎氏、ここのところずーーーーっと「レコーディング中」である。んもうかんなり前から「レコーディング中」である。今年の長いツアーが決まって、チケットも売り出そうかって時になってもアルバム発売に関しては口を濁している。シングルは出来た!とかね。メジャーで活動するミュージシャンは大変ねー、なんて思う。ギター弾いて歌っている姿見ても、もうこれまでに良い曲一杯作ったんだからムリクリ新しい曲作らなくてもいいよー、なんて思う。そう言うわけにも行かないのは、重々分かっているけどもね。それにしても、ワタシの苦手なフンガーって感じの歌い方、新しい曲ほど顕著で、古い曲はそんなに気にならないのはなんでだ。私の耳が勝手にえこひいきをしているのか。
終わってから、かねてからお会いしたかった方と会う。どうもどうもどうも、初めましてー。溌剌とお喋りになる、笑顔が素敵な方だった。ここのところ寂しい身の上、これから一緒に来られた方と飲みに行くと仰ると、ついふらふらと「私もついて行きたい」とか思ってしまうが、いやいやいやご迷惑だろう、ナンぼナンでも。名残惜しい気持ちが歯切れの悪さになって、なんだかみっともなくお別れを言って家に帰る。なんというか、うまいことぱーっとお話ができないものかなぁ、と洗面所の鏡に自問すると(よく山崎氏も洗面所で自問してはるな、そういえば)、オーマイガー、おやつに食べたマロンパイの黒いけしの実が、歯の間に挟まったままではありませんの。ひょえーみっともなー。なんかもうダメダメな気持ちでおやすみなさいいーーー…

中之島ブルース

おっかなびっくり

長男「あ、そのチラシは。今晩のご飯はピザですか?うぉー、素晴らしいっ!」
私「いやいや、今日ではありません。今夜の晩ご飯はもう決まっています。これは金曜日に君たちが食べることになるのです」
長男「金曜日になにかあるのですか?」
私「山崎まさよし氏のFCイベントに行くのです」
長男「あー、二階席の」
私「そうです、二階席、それも後ろの方です。ガックリです」
長男「どこであるのですか?」
私「中之島です」
長男「西中島ですか?」
私「いや、中之島です。西中島ではありません」
長男「西中島は中之島なんじゃないですか?」
私「違います、中之島中之島です。西中島とは全然別!」
長男「西中島じゃなかったら、中之島ってどこですか?」
私「ロイヤルホテルのほうです」
長男「中之島って住之江公園ですか」
私「だからっ!中之島だってば!きー!」

しこるナイト

新居からのれん越しに顔を出す

「あのねー君、この曲はそんなしこってイエー!言うような曲とちゃうんやけどねー」としんみりとした「ガム」を歌い終えてからキンジさんは苦笑いしながら言ったのだった。ん?「しこる」って?家に戻って調べてみた。「しこる」とは和歌山弁で、「大声を上げて騒ぐ」というような意味だそうだ。

昨日は久しぶりの茨木JACKLION、ジャマーバンドをライヴハウスで見るのも久しぶり。今回は茨木のブルースバンド「なまず」との対バンLIVE。仕事を終えてからJACKに着いたのが7時過ぎ、「なまず」のLIVEが始まっていた。エントランスで談笑してはったマスター真柴氏にご挨拶して、ドアを開けてビックリ。えええええっらい混雑!人人人!思わず入らずにぱたんとドアを閉めてしまった。「真柴さん、すっごい人ですね…」「そうなんですよー。立ち見の人も大勢いてはってね。でも、ドリンクのフロアとか、こっちのあたりとか、居場所はあると思いますんで」意を決して再度ドアを開ける。ほとんどが「なまず」のお知り合いなのかな?雑多な年齢層、比較的高め。スーツ姿多し。席を探すのは諦めて、とりあえず飲むものを確保し、そのままドリンクのフロアにて音を聞く。「なまず」の印象は、んー、「がんばってますね!ニコッ!」ってところか。難しい曲のコピーを果敢にチャレンジしておられる。ただそのやっぱり、知ってる人がやっているからこそ楽しめるわけで、ナンの関係もない人をも引きつけることが出来るかというとちょっと辛いか。皆さんお上手、でもそれぞれが平行線を辿っている感じで、有機的に絡まり合ってしなる「バンドの快感」は私には感じられなかったな。で、ドリンクフロアの縁で、なまずのLIVE中、終始「しこって」いる男の人がいた。なまずのLIVEは、大分この人がムードメーカーとなって盛り上っていたような。(あるいは盛り上がった風に見せていたような)
で、ジャマーバンドの時も、引き続きその彼はしこり続けていたわけで。んー、ジャマーのLIVEは、そんなに白々しく盛り上げなくても、大丈夫、自然と盛り上がってくるんですよ。ほら、キンジさんのMCも、ダンドリ踏んだ話の流れをその所構わない彼のしこりが邪魔をして、なんだかちょっとやりにくそう。キンジさんの神懸かり的MCが聞きたいのにぃ!ちったぁ黙っててくれないかな!なのでこの日は、ダンドリ踏まない、ぽんぽーんと返すヒロジさんのMCスタイルの方がぴたっとハマって受けていたような。
「LIVEハウス」から始まる王道ジャマー。ほらほら、音の塊感が違う!これよこれ!「セイハロー」の威勢良さ、「元気なじじい」の緩急、「ガム」の情感。同じ塊でもとんがり方が一曲ずつ違うので、聴いていてワクワクが持続する。この日のジャマーはホーン隊が三人。気になったのは、ホーンが三本はいるためか、ギターにしてもベースにしても音がかなり大きくなってしまうこと。キンジさんの歌声も、それらに負けじと大きいんだけれど、そのためかいまひとつ言葉のナカミがこっちに響かない、なんかそんなもどかしさを感じてしまったな。ギターもベースもホーンも歌も全てが「しこって」る、ついでにお客さんもしこってる、そんなLIVEだったな。いつもは「いやー、何度聞いてもエエ曲やなー」てなことを思う事が多いのだけれど、今回はソッチ方面の感動よりも、音がカッコイイ!ビートががんがん来ますっ!ていう快感の方が勝ったLIVEだった。
殆どがなまずのお客さん、ジャマーバンドを見るのが初めてという人が多かっただろうけど、ジャマーバンドの掌でころがされて、皆さん笑顔笑顔。アンコールでは皆立って踊る。やほーい!で、そのアンコールは「神戸の歌」(正式題名知らず)、ホーン隊は客席に分け入っての演奏。楽しい楽しい。これって夙川学院大で見たBBBBの影響かな?イイわぁ、説教臭くないしちょっとセンチメンタルでシンプルで、この歌、好き!とこのLIVEには珍しく歌の内容についてイロイロと感じたのは、たぶんホーン隊が客席で吹いていたためかも。このくらいのバランスがいいなぁ。全ての要素がしこっているのは好きじゃない。他の曲もホーン隊は客席で吹いてくれないかしら。(←それはアンマリな意見)
やー、久しぶりにジャマーを堪能、楽しい夜だった。ベースのイカさんがご懐妊とのこと、おめでとうございます。しかしそうすると、産休・育休中のベースはどうなるのかな?転んでもただでは起きないジャマーバンド、きっとまたなにか新しい試みをしてくれそうではあるな。

ちょっとくどくどと

最近驚いたこと。山崎関連のblogをうろうろしていて、あんまりビックリしてコメントしたのだけれど。blog主さんはアクセス数が増えたことにより、あまり思慮もなくmixiにリンクが貼られたことに気が付き、それに対して怒ってはったのだ。「適当に検索したくらいで個人のblogを貼るな!」と。私はそれがマナー違反であるとの彼女の主張には同意できない。自分の書いた物を見に来る経路がどんなものであるかは、積極的にアクセス制限しない限りは書いた側には選べないのがそもそもnetというものではないか。自分のトコに対するこういう姿勢のリンクはいいけどそうでないリンクは許せないって怒るのは、なんかちょっと、というか随分、netの実際から外れた物だと感じてビックリしたのだった。それが適当に検索した結果であるか、熟慮の末に尊敬の念を持って紹介するために貼られたものか、あるいは「これはひどい」「しねばいいのに」「あたまわるい」といったはてブコメントによって誘導されたものであるか、んなものどこでもドアの向こう側はイロイロだ。マナー違反だと怒るような類のことではないと思う。や、まぁ私も「これはひどい」「しねばいいのに」「あたまわるい」タグはヤメといたほうがいいと思うけど。つまりそもそも、「適当に検索して勝手に貼る」という行為は私は「すみませんというべきこと」ではないと認識している。SNS、あるいはプライベートモードのblogにリンクが貼ってあって、コチラからは記述を読みに行けないっていうのは、そらぁ、気分はよろしくないけれど、これもまぁ仕方ないことではあるな。
そうそう、なんかこんな薄ボンヤリした書きようでなく、それこそリンクしたりトラックバックしたりして書きたいと思うのだけれど、該当記事を削除してしまわれたので、こんな感じで。間違えた解釈ではまずいとweb魚拓を取っているけれど、それを貼るのはきっと不快に思われるだろうしね。

めんどくさい

とりあえず、めんどくさい。仕事を終えてから、献立を考えるのはめんどくさい。あ、これって向こうのスーパーの方が安いぞとスーパーのはしごをするのもめんどくさい。電車乗って帰るのもめんどくさいし、流しに一杯溢れているコップの類を洗うのもめんどくさい。もちろんご飯をつくるのもめんどくさいし、その後また洗い物をするのもめんどくさい。弁当箱代わりのタッパーについた油が一度洗ったくらいでは取れなくて、何度もスポンジでこすらないといけないのがめんどくさい。お茶が無くなって麦茶をわかすのもめんどくさいし、そのうえ「明日も昼用のお握りをつくってください」と大学生の長男が言ってきて、それもめんどくさい。ただでさえ次男と自分の弁当を作るのがめんどくさいのに。洗濯物をたたむのもめんどくさいし、部屋をかたづけるのもめんどくさい。肩や足が酷く痛むので診てもらいに行きたいけれど都合をつけるのがめんどくさい。これから先のお金の算段をするのもめんどくさいし、老いゆく末のことを考えるのもめんどくさい。まぁなんと言うか、とりあえずなにもかもがめんどくさい。しゅっとお仕舞いにしてしまえたらどんなにいいだろう。この話のオチをつけるのもめんどくさいのでもうおしまい。、

あったかい歌

土曜日仕事や予定が無いのは久しぶり、家の掃除を適当に済ませて、午後から梅田へ買い物に。LOFTをぶらぶら見て回る。台所用品のフロアで、吸盤式のキッチンツールを掛けるフックやら天ぷら敷き紙やらかごに入れつつ、売り場を見ていたら。ん?これは。エスカレーター前の一等地でしつらえてある鍋物関連の商品展示の台の影から小さい音でエンドレスで流れてくるのは、♪お家へ帰ろう〜 シチューを食べようぅおぅ〜♪ おぅおぅ、いい感じやないの。寒い冬、みんなでお家の夕餉を囲むそんな暖かさを感じるにはもってこいの選曲。までも鍋のシーズン展示で、土鍋やら取り皿やらお銚子セットやらレンゲやらが並べてあるんだけどね。曲に気付いたカップル、「鍋もんの展示やのにシチュー食べようって言ってるよ」と笑ってたけど、いや!イイんです!この曲以上の曲がありましょうや。それぞれ辛いこともいろいろあるけど、寒い外からお家に帰ってみんなであったかいものを食べると、こころもあったまってくるよ、あったかいものを作って待っていてくれる人がいるってなんて素敵なことなんだ。山崎まさよし氏の曲のなかで、この曲が一番好き。今制作中のアルバムにも、この曲みたいな、シンプルなリトルソングがあったらいいな。
次男は高校三年生で、バリバリの受験生なハズなのに、あまり勉強している風でないのは気のせいかな?かな?特に世界史は母から借りたピンクのDSでもってぺそぺそ問題をやっているダケなので、端から見たら遊んでいるのと区別がつかない。そしてまた「高校の授業の世界史が、まだまだ終わらないのですよ、最後まで行き着くのでしょうか」なぁんて非常に不安なことを言う。「お前んとこオカシイで、俺ら(私立高校出身者)歴史は3年の1学期にはもう終わってて、後は演習やったぞ」と長男。「そういえば、ワタシはなにも資格持ってないし」うんうん、兄はなんやかんや言いながらも学校先導で英検や漢検取ってたしなぁ。やぁっぱ君も私学に行っといたほうが、良かったかもねー。