Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

つるつる若大将

「おかあさん、ワキの毛を剃る丸いの、アレ貸して下さい」と息子が言う。アレとはコレのことね。http://d.hatena.ne.jp/cocoanuts/20031009 んなもん、どないするの。今日から息子は大学の部の旅行で沖縄にいく。「そりゃぁ、海に行くのでワタシも脇毛を剃ろうと思って」えええええええーーー!ホンマかいな、君は男子であるから、別にそのままでいいじゃありませんの。むっしゃーーっと常軌を逸して密生しているのならいざ知らず、普通に腕をおろしてたらすっかり見えなくなっているくらいの分量で、なんで剃らなあかんのよ。「そってなかったらミットモナイではありませんか」なんでーー!男子なのにつるんつるんってほうがミットモナイんじゃないの?「そんなことないですよ、みんなつるっとしてますよ」えええええーーー、昨今の青年は皆、ワキをつるんつるんにしているのかね?ホンマかね?マジで?今の男の子はそうなん?どうにも信じられなくて貸すのを渋っていたら、「じゃぁ鋏で切ります」とか物騒なことを言う。んんーー、じゃぁ貸してあげるけどさ、やめといた方がイイと思うナーー。ゴミ箱を抱えてしょりしょりした後、毛が無くなって満足そうな息子、だが直ぐに、「なんかちくちくする…」ほらねー、やっぱりー。剃ると毛の断面でちくちくするモンなの。ふははは、君ね、ちょこっと伸びた明日明後日の方がもっとちくちくするからねーー。覚悟したまえ。


あー、ここんところ、音楽とちょっと遠ざかっている。仕事が忙しくて月〜土までは気持ちに余裕がないため、LIVEに行こうかという気持ちになれない。毎日晩ご飯9時だもんなー、もう少し早くしないとね。ジャマーバンドも春にGOINGKOBEでちょこっと見たきり、なかなか大阪まで出てきてくださらないので、ご無沙汰なのだ。見たいなーと思いながらあにきさんのblogを見ていたら、なにやら気になるリズムアンドブルースバンド「ジェイムス」。

 清水君の、圧倒的なヴォーカル力。ドラム君の素晴らしい歌解釈。ベース君の歌への寄り添い方。それにあの楽曲群。ちょっと聞くと他愛ないラヴソングが多いけど、引き込まれていくと深い疎外感の上に出来た歌であることがわかる。僕らが世代として感じたロックとは、土台が違うんやろな。90年代にティーンだった彼らは、オルタナとかパンクの空気を吸って、ロックはじめてるもんね。そう。疎外された個人の音楽としてね。
 …彼らよりももう少し下の世代の、シラカワやチタルが本気でのめりこんで応援していたことからもわかるように、あれが2008年のフロントラインのロックでしょう。しかも、僕らまで巻き込んで感動させる力をも持っているわけで。

ジェイムスの今

へー、あのあにきさんがここまで褒めるって、珍しいんじゃないかしら。同じイベントでやはり刺激を受けた方がもう一人、泉州たまねぎファイターズの今井さんのblogから。

 よぉ〜く聞くと、ベースがかなりよく動きまくってるフレーズだとか、コード進行もソウルの曲をなぞってるとこもあるとか、マニアックにニヤっとさせるとこもあるんよ。だけど、奴ら、そんなとこ、聞かせようとはしていない。聞いて欲しいのは「簡単なメロディ」と「分かりやすい歌詞」なのよ。編成が基本的な3ピースだからアレンジに凝って唸らせたろうなんてぜ〜んぜん目論んでいない。
 だから、ホンマにすぅ〜っと気持ちだけを聞いてる人間に届かしよる

オレ・オニ復活ライブ

おぉぉぉ、気になる気になる!多分好きかも。ジェイムスのHPから、「eo Music Try 2008」のエントリーページに飛んで、曲を聴いてみた。http://eonet.jp/musictry/main/detail.php?&artist_id=35 ほうほうほう、エキサイティング!という訳ではないけど、このストレートな歌い方とシンプルな歌詞、人なつこいメロディはかなりツボかも。あにきさんのこの勢いなら、きっとそのうちJACKLIONでジャマーと対バンLIVEが見られるのではないかしら。若い人たちなのに、若い人だけでなくもっと上の世代にも魅力を感じさせるというのは、山崎まさよし氏のあり方とよく似ているような気がするな。
『ぼちぼちいこか '08』フューチャリング くいだおれ太郎
amazonにて予約。有山じゅんじ師匠は、若い頃の声よりも今の歌声の方が好きなので、再録は嬉しい限り。でも、ボーカリスト上田氏とでは有山師匠の歌声の分量が少なくなってしまうのが困ったところ。「俺の借金全部でなんぼや」はPVがある、ということは、いろんなところにリクエストしたら流れる可能性もあるってことかな?それにしてもこの動画、重くないですか?

22日追記
落ち着いた筆致が好きで更新を楽しみに待っている「空から墜ちてきたブルース」さんの最新記事も有山さん。

聴いているだけで、幸せな気持にさせてくれる優しく力強いギターの音色。人懐っこくて、ちょっとトボケていて、とっても温かい個性的な歌声と独特な歌詞。有山じゅんじの音楽はブルースなんてジャンルを通り越して、ワンアンドオンリーな世界を見せてくれる。

有山じゅんじ『thinkin' of you』

そうそうそう、有山師匠の音楽は、聴いていて楽しくなる、あたたかくなる音楽。ジェイムスの人たちは、有山さんのLIVEを見たことあるかしら。もちろんあるわよね、きっと。一脈通じる物があるような気がする。身辺落ち着いたら、有山さんのLIVEにも、また行きたいな。