Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

road to IZA

なんだか飛ぶように日々が過ぎていく。正社員ライフを満喫する毎日。社員旅行で奥道後に行ったしー(ホテル奥道後、施設はアレなのだが、本場から来たお姉さんがせっせと皮から作成してくれる蒸したて小籠包は驚きの美味しさ)、土曜日は初めて健康診断でバリウム飲んだしー。←正社員ライフってそれなのか。実際の仕事面では、まだたいした働きはできていないというか、ま、担当の仕事は誠実にこなしているつもりでも、じゃ、実際私のハタラキがどれだけ会社の利益に繋がっているのかというとまだまだ見えない。私を雇ったために経営が苦しくなるという事態にならないように祈るばかり。
今年の夏は節目の年齢ということもあるだろう、同窓会が重なっている。高校の学年同窓会、そして大学のクラス会。大学の方はクラス会とは言ってもその一クラスで一学年なのだから、まぁどっちも学年同窓会か。片や200人規模、大学の方は20人弱の参加。卒業後一度も会っていない人もいるし、どちらも楽しみ。しかし、自覚症状としてこの1〜2年の経年劣化の激しさがあって、「わっ!どうしちゃったの?」って思われたらやだなー。今の会社に復帰するに当たっても専務に「老けたなー!」って忌憚のないヒトコトを言われたし!どうするどうする?ナニ着ていこう、お化粧品買うべき?エステとか行っちゃう?ってそもそもお金無いし。でもなにもしないってのもくやしい。化粧品を買った時にくれた高級ラインの試供品、「いざという時に」と大事にしまっていたが、そうや!今がその「いざ」ではないですか!
この、なんだ?現品税込み12600円のドルティア カルニパワークリーム、「内側からふっくら弾むような、弾力感のあるハリ・ツヤ肌に導くクリーム」ですよ、行け!カルニパワー!強そうや、なんかわからんが効いてくれ!これを先週から使っている。小さなジャーに入った試供品、グラム換算したら1600円分位はある。わぁ、カネボウさん太っ腹。そして今晩からは、奮発してファンデーションとルースパウダーを買った時に貰った綺麗な箱入りのインフィニティ試供品セットを追加投入する予定。化粧水現品6000円、乳液現品7000円、クレンジングクリーム現品4000円、洗顔料現品4000円、美容液現品8000円。どうだ!ドンだけ高いんだ!ホンマに皆さんこんな高い化粧品ばんばん使っているんだろうかな。試しに乳液をちょこっと使ってみたが、「ライト」とあったが、えーー、これでライト?すっごいネトッとするんですけど。効きそう、かな?病は気から、違う、おぼれる者は藁をも掴む、違う、とりあえず少しでも老化をごまかしたいなぁ。そして、エステに行くのは値段とセールストークが恐ろしいので、近所の美容室で顔そりをして貰ってきた。泡を塗りたくってカミソリで首と顔をしょりーしょりー、オマケで眉をちょきちょき整えて貰い、オイルでくるくるとマッサージ、しめて2100円なり。おぉ、顔がつるつる。もともと顔が毛深いし、コンスタントにやってもらうのもいいかも。
今度の土曜日が「いざ!」の高校同窓会なのだけれど、同じ日に「いざ!」があるのが「群青」。京都人と和歌山人のバンドが東京にツアーに出る。その初日が土曜日荻窪ルースターで。

 最近、早川義夫さんの本を読んでいるのですが、60年代の音楽周辺の人たちは、「言葉も絵画も日常も料理も、全て音楽である」というような、きわめて概念的な捉え方でロックを考えていたようです。僕もその捕らえ方が好きです。その結果、バンドのメンバーは流動的になるかもしれないし、一回づつアレンジが変るかもしれない。でも「今を表現する」と言う点では、それも正解だと思うしね。僕らは音楽で生活していないことで手に入る自由を最大限生かして、スピリットを殺したくないのです。

群青 東京

あぁ、それはそうなのかもしれないなぁ。音楽で生活していないことで手に入る自由。以前、オーガスタのジャイアン社長の日記を読んでものすごい違和感を感じたのだけれど(http://d.hatena.ne.jp/cocoanuts/20060905)、つまり俺とこに世話になりたいミュージシャンは社会性を捨てて滅私奉公せよってことよねー、と。今はこの事務所の「スター」達からなっている「福耳」というユニットが、事務所の夏イベントのための企画シングル発売に伴うプロモーションであちこちのメディアに出ているので、目にしたり耳にしたりする機会が多い。「福耳のなかでは俺は“噛ませ犬“」ってネタが山崎まさよし氏はお気に入りのようだけれど、またメディアで触れる限りは機嫌良く福耳活動をされているようで見ていて楽しいのだけれど、確かに山崎氏はアメリカに旅発つ前、「音楽で生活していないことで手に入る自由」の喪失を思ってかなりブルーになっておられると感じたので、今のこの事務所の仲良しサークルのような状態が、何時までも続くことを祈るばかり。そして一時、山崎氏が「音楽で生活していないことで手に入る自由」を手にしたとしたら、どんな音楽を生み出すだろうと夢想する。そしてそれを小さなLIVEハウスで体験する自分を。真夏の夜の夢