Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

じめつく言葉

仕事帰りに江坂のスーパーに寄る。同じような人たちでレジには長い列が出来ている。こういう時、いつもは一人体勢のレジだが「レジ応援に入って下さい」とアナウンスが入り、2人体制になってお客をさばいていく。私が並んだレジには店長が応援に入って値段を読み込ませていた。店長さん、私の前のお客さんの総菜をどういう項目で入力したらよいかわからないようで、キャッシャー係の女性に「なにで入れるの?え?海鮮?」と聞いている。聞かれた女性も前のお客のレジを打っている最中で少し慌ててしまったのだろう、どうやら答えた内容が間違っていたようだ。店長さんは一旦誤った入力を取り消して、もう一度読み込ませ直すことになった。そのとき、店長はキャッシャーの女性に言ったのだ。「嘘は言わないでくださいよ、嘘は!」と。それも何度も。間違えた事がわかって一回、抹消するときに一回、そうして再度入力するときに一回、「嘘は言わないで、嘘は!」 きっと、レジ応援が終了して持ち場に帰るときにも、多分ダメ押しで「今後は嘘は言わないでくださいよっ!」と言ったんじゃないかなぁ、あの感じでは。
「嘘」って。そりゃ間違えた答えを言ったことはアカンかっただろうが、それを「嘘」と言って責めるのはいかがなモノかと思う。ケアレスミスに対する叱責が、相手を嘘つき呼ばわりすることって、うわー、それってひどい。女店員さんは店長が嘘を言ったと責める度に、「はい」と短く返事をしてはったが、もし私だったら相当気分が落ち込んでしまっただろう。店長さんはいつもあんな風にじめつく言葉を部下に投げつけているのだろうか。うへぇ、参ったなぁ。