Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

どこの馬の骨であろうとも

楽しい夜でした!

大阪ミナミはアメリカ村までジャマーバンドを見に行く。ザ・セラーはビルの地下の、PAがない、LIVEハウスというよりもバーでLIVEもできますよ、といった感じの小さなお店。6時20分頃行くとすでにそこそこ席は埋まっている。てか、このストゥール三本足で安定悪!危な!何度かコケかける。人が後から後からやってきて盛況に。ジャマーバンドの皆さんがせっせと席をつくって皆を座らせる。図らずもセンター砂かぶりに、キンジさん(明日午後9時NHK出演予定)の教え子さんかな?こんなトコに来たのは初めてです風の真面目そうな男の子グループ着席、君らコート脱いだら?暑くない?でも結局彼らは最後までコート着用したままだったな。硬い表情の男の子達に凝視されて、バンドの人たちやりにくかったかな?というか、男の子達もキンジさんにいじられてちょっと可哀想〜。最初のバンドはこのイベントを企画した奥山さんのバンド、なんて名前でしたっけ、えーっと、フライング?シンガーソング?ブラザーズも入ってたっけ?なんかそんな長い名前のバンド。わからないや、ごめんなさい。曲調は懐かしい感じ、歌詞も懐かしい感じ、みなさん楽しんでやってらっしゃるのねというのは伝わってきたな。二番手にジャマーバンド。うわっ、奥山さんのバンドには申し訳ないが、最初の音をばーんと出した時点で、気持ちよさのレベルが違うのがわかる。音にしてもアレンジにしてもMCにしても、お客さん達の心を掴んでいくスピードの早いこと。あーでもあにきさん声でかすぎ。マイク通すと声が割れてるよー。この広さだったらマイク要らないのではないかな?なんかもうジャマーは安定してて、初めてのところでも余裕を感じさせる手堅さ。今日のセットリストは元気ジャマー「LIVEハウス」「丸正百貨店」「桂枝雀が死んだ夜」「会いたいぜ」「All Right」「素敵なR&B」そしてご当地ソングとしてカバー「大阪ミナミハーレムナイト」。えーっとこれで良かったかな?どうだっけ。
記憶がおぼろになっているのは、次に出た「this VooDooBee」というバンドにびっくり仰天したため。いやーーー!エライもん見た!わはははは!最高ー!笑い死ぬ!4人編成のニューオーリンズ風ファンクバンド。原田宗典さん似のギターはメリハリあって気持ちいいし、ヘアダイした髪の毛がほよほよと顔を覆う病弱っぽいキーボードの人の片手早弾き凄いし、ときおりカウベルをアクセントでカカカンと叩くドラムの人もかっこいいし、そして何より、ボーカル&ベースのクスミヒデオ氏が!んもう何と言っていいやら!崩れちゃったラスタへアのような長い髪で日本人離れしたお顔、そうだなー、Keison森脇健児を4:1でブレンドしたような風貌、でもって喋るMCがハイテンション、「えーーっ、んもうドコの馬の骨ともつかないワタクシたちでございますがっ!こんなにっ!いっぱい来ていただきましてですねっ!っっあっっ!っこんなっ!こんなリズムが聞こえてきましたですよっ!これはっ!これはでございますねっ!そうっ!セカンドラインでございますっっ!」そしてボディアクションが何故か三波春夫というか今くるよちゃんというか、何故音はニューオーリンズなのに袂さばきもあざやかにおけさっぽくなってしまうのか!?うはははははー!みっしりつまった音はファンキーでむちゃくちゃかっこいいのに、何故そこでワニのマネして舌ぐにょーっと出してるやら!どろどろニューオーリンズが急にパーティ!とか言い出してるし!あはは、もうヤメテー、涙出るー。後ろでヒロジさんは「アホーー!カァッコええぞーー」って叫んでるし!あにきさんはタンバリン叩いて大笑いしながら踊ってるし! クスミ氏のblogに今日の写真が。http://blog.kansai.com/kusumihideo/224 帽子かぶってるのがドラムの人で、左の人がキーボードの人ね。
いやー、楽しませてもらった。もう楽しみすぎてぐったり。クスミ氏「実は僕も和歌山出身(紀ノ川市)でございましてですね!さっきのジャマーバンドの♪丸正〜百貨店〜にはキましたねー!」だそうで、いやー、和歌山は異能の人物を輩出する土地だなぁ。恐るべし、和歌山。

14日追記:ジャマーのヒロジさんのLIVEの感想がUPされた。

さて、今回の収穫はなんと言っても次に出てきたバンド「VooDooBee」その名前から想像つくようにニューオリンズです。ボーカルはベースを弾きながらのティナターナーみたいな踊りを踊りながらの演奏、ドラムはAmigo'sの大山さんを彷彿とさせるノリ、ギターは僕の大好きなストラトの音をカッティングしていき、キーボードは弾いてる感じが60年代のロックバンドのキーボードの人のような風貌で、でもフレーズは黒人音楽そのもの。「楽しい」の一言!セカンドラインがどうのニューオリンズファンクが諸々などバンドのみんなが理屈を踏襲しきってのバンドの音。オールスタンディングでもきっとオモロイバンドだと思います。また一緒にやりたいバンドが出てきました。

ザ・セラー With VooDoo Bee,フライング・シンガー・ソング・ライター・バンド

えっ!ティナ・ターナーやったんですか、あの独特な動きは!いやー、そう言われるとそんな気がしてきたけど、でも目線も上にあげた手の甲を見てはったから、てっきり三波春夫かと思ってたー!いやはやー