Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

みんなR&Bに恋してる

私もスターになれるかな?

月曜日、次男初CTスキャン撮影。廊下で待っていると、撮影のための合成の女性音声ガイダンスが聞こえてくる。
「息を とめて ください」
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「楽に してください」
ぷはー、一緒に息をとめてみたが、割と長いこと息をとめてなきゃダメなのね。病人さんには辛かろう。 途中でぷほっと息を吐いてしまう人もいるのでは。そこで合成音声に「いま 息を はきましたね?」なんて指摘されたらヤだろうなー。あ、でも「息しちゃダメなんだってばー!」なぁんてぇのは案外好まれたりして。いや「息してはいけないんですよぅ…」のほうがいいのかな?いっそのこと最初から「息をとめてなきゃちゃんと撮影できないんだからね!」って言ってもらうのはどうだ。で、終わりの合図は「もういいよ、よく頑張ったね」ってアニメ声で言ってくれるの。ねね、どう?「おかあさん、今のままのでいいと思います」あ、そうですかー…
で。今日はその画像を見ながらの診察。再発率は高いとのこと。実に70%。緊急に重篤な事態になったときに気づいてもらえるように、一人で過ごす時間が多い生活は避けた方がよいとのこと。そっかー、一人暮らしはダメなのね。までも当面、普通の生活をしていてよろしいそうで、これからの体育の時間、持久走の回避を夢見ていた次男はちょっと落胆。


思いの外早く病院を出られたので、バスで登校する次男を見送ったあと、レディースデーであるので映画に行く。ミュージカル「ヘアスプレー」を見た。

ハリウッドらしい、後味のいい楽しい作品。日本の公式サイトhttp://hairspray.gyao.jp/の紹介映像だと、「女の子の恋愛サクセスストーリー」なのだけれど、思ったよりも黒人差別が大きなウエイトを占めた映画だった。1959年?60年代へようこそ!っていう歌があったけど。公民権法は1964年だから、それよりは前の話。音楽とダンスが人種差別の壁を崩していく、というストーリー。あーでも私は「R&Bと恋に落ちていくPOPS」の映画に思えたなー。一曲のうちで前半を白人の女の子3人で、後半画面がスイッチしてアレンジを変えて黒人の女の子3人が同じ曲を歌うシーンがあるのだが、その後半のカッコイイこと!トラボルタが太ったお母さんを演じるというのが、この映画の売り。途中クリストファー・ウォーケンのお父さんとデュエットするナンバーがあるのだけれど、この歌がいいので、ちゃんと男性と女性の声で聴きたかったなー。調べてみたら、リメイク元の映画ではディヴァインがやってたのね。じゃ、おかあさんを女性が演じるってのはもとよりナイ話かぁ…クリストファー・ウォーケンは、なんといってもファットボーイスリムの「Weapon of choice」で踊りまくる姿が忘れられないので(山崎まさよし氏もこのPV大好きとTVで言ってはったぞ 11日追記:あ、この番組でもチョイスしてはるー!http://www.v-music.ch/special/selecta/index256.html)、もっともっとがんがん踊ってほしかったなー。