Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

ミクでシトロンはいかが

瓶のなかのげっ歯類

ブクマの注目エントリーなどを見ていると、このごろ「初音ミク」について語られた記事が多くて、なんでしょこれは?と思っていた。サンプリングした音声でもってアイドルPOPSを作り出すことができるソフトなのね。このソフトを使って作られた作品を動画サイトで見てみた。おぉ、バックトラックがツーシャカツーシャカツーシャカツーシャカいうモロに機械の音で、そこになんだかパイプオルガンみたいなボーカルが乗っかって、なるほどなー、おもしろーい、どちらもまったく熱を感じさせないから、人工美が広がるんだろうな。アイドル萌えPOPSを作るということなんだろうけれど、生身の女の子のアイドル歌唱でよくある、音程を探るようにしゃくりあげる歌い方が無いため、ヘンに媚びた印象がないのがいいな。それと、当たり前だけれどブレス音が入らないのがいい。
これって、バックトラックはこのツーシャカツーシャカばっかりなのかな?もっとあったかい音、生ギターであるとかウッドベースであるとか、そういう音ではできないのかしら。で、たとえばこの「初音ミク」は声優さんの声だそうだけれど、大貫妙子さんや小野リサさんあたりの声をサンプリングしたら、ガールポップをプロデュースしたい人にはもってこいなんじゃないかしら。

 このバンドは、どちらかというと、コーラスの面白さや僕のオリジナルを楽しみながらライヴする感じでね。楽器は最小限であとは歌っていう形で。最初はデュオ、途中からアメリカ帰りのヨーコちゃんをいれて、さらにナッチンもいれての4人でね。で、最後のライヴではリズム隊をつけてガーンとやった。(略)
 で、今回、流れから、当時のシトロンのファンだった後輩も聞きたいっていうから、ひさしぶりにシトロンの歌を、僕自身30年ぶりくらいにギターでちらっとやってみたら、うわーって思ってね。こんな可愛らしいPOPな曲やってたんやなあって。

シトロンガール

ほら、たとえばあにきさん。お家で自分で楽器重ねてたいがいのdemoは作ってしまわはるあにきさんでも、やっぱり「可愛らしい女性ボーカル」に関しては実際無理なわけで、でもこういったソフトを使えば、呟くような女性ボーカルが入ったフレンチポップスっぽいアレンジの曲だってできてしまうだろうし、シトロンガールの持ち歌も、きっと新たに生まれ変わって皆を振り向かせる。キュートな女性ボーカルでないとうまく世界が生まれてこないPOPSって、アイドル歌謡以外でもたくさんある。「初音ミク」というソフトを音楽的な知識や経験がある人が使ったらどんな作品ができあがるんだろう。


次男昨日より入院。一晩たって穴はふさがったようだが、臓器の状態はまだ十分ではないそう。いつ家に戻れるのだろうか。定期テストもある。「お母さん、案外見込み点のほうが良かったりするのではないでしょうか」おーい、大丈夫かね、いろんな意味で。