Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

小動物を飼うこと

わてホンマによう言わんわ

http://heartbreaking.web.fc2.com/funamushi2/me/2006/1125.html
http://d.hatena.ne.jp/ittuan/20061126/p2

なんだかとっても高尚な話になっているので、物怖じしてしまうのだが、でもげっ歯類を飼っているものとしては、つい言いたくなってしまう。これって、つまり、単純に、「ハムスターを飼育するときの基本的な知識が欠如していただけ」の話なのではないか?ハムスターは単頭飼いが望ましい生き物だ、という基本中の基本の知識。それを、多頭飼いをしていて、一方がもう一方を虐めたり殺したりしたからといって、虐待する・箱に入れて捨てる、では、そらハムスターも浮かばれないだろう。デグーは多頭飼いが望ましい種族だが、それでも相性が悪ければ、別々のケージに棲み分けさせるのが普通だ。
小動物を飼うというのは、飼い主がその小動物の絶対的な神になるのではなく、その真反対、小動物の僕となる事だと感じている。ケージの中が彼らにとって居心地が良いように、掃除をし、餌をやり、運動器具をつける。自然界の中で生活するよりも数倍も長生きをさせてやる。自分の過去を投影して小動物の行動を擬人化したり、自分の考える秩序から逸脱したら「おしおき」をするのは、ううーん、ちょっと、というか、かなり小動物の飼育には向いていないのではないか。
「小動物を見て「わあ、かわいい!」と黄色い歓声を上げる女ども」の、ど真ん中ストライクなので、それだけで軽蔑されるかもしれないが、でもこれだけはいいたい。飼っているデグーは、ケージから出てうろうろしている時でも、なにか身の危険を感じたら一目散にケージに走りこむのだ。小さな世界でも、彼にとっては安心できるスイートホームなのだ。