Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

ぼちぼちいこうではありませんか

屋根の上のdegu

ありがとうございます!さっそくぼち×2さんが「Southbound」にて初めて参加された山崎まさよしLIVEについての感想を完成させてくださった。「山崎まさよしHAND MY ADDRESS 2006 ツアー③」 そうしてもう一つ、「山崎まさよしHAND MY ADDRESS 2006 ツアー補足」というエントリーも上げてくださった。うれしいなー。ということで、ここから先はぼちぼち×2さんむけてのおしゃべりモード。

わー、ありがとうございます!見つかったらどうしようって書かれておられたので、いわゆる「儀礼的無関心」を発動すべきか悩んだのですが、やはりこのご時世、blog検索でナンでも見つかってしまうので「いっか!」とリンクさせていただきました。不快にお思いになられたらどうしようと思っておりました。
疑問に思われたアンコールでの「まさやんのライヴは、いつもこういう演出なんだろうか?」についてですが、この趣向は今ツアーがはじめてです。これまでのツアーでしたら、アンコール待つ間、「ランダムに拍手」「その地域で特有のシュプレヒコール変拍子」などが交じり合ったカンジでしたね。それぞれの派閥で鬩ぎあいがあったりして。で、これも「LIVEが始まったら皆が即立つ!ってどうよ」ってのと同じで、ゼネレーションギャップが感じられる大きなポイントだったりします。つまり、いくつかの曲に付随するお決まりのボディアクションに代表される「LIVEではみんなと同じコトをして盛り上がりたいのよ!vs 好きに感じてたいのよ、みんなで同じことするなんてキモチ悪いやんかいさー!」という構図。で、あんまり「その地域で特有のシュプレヒコール変拍子」が評判よろしくないので(といいますか、私近辺でエエことないやんって言ってるだけかも)、なにかないかなーという時に、四国中央市で行われた小さなLIVEのときに自然発生的に今回のような状況が起こり、それがとてもよかったので今回採用、という流れになったのではと勝手に思っています。100%推測。ですから、次のツアーではアンコールはどうなっているのかワカリマセンねー。私は「サウス・トゥ・サウス方式」がいいなーって主張しておるのです。つまり、前半はアコースティックセット、後半はバンドセットの二部方式。今回は途中でムリヤリの演出でもってバンドからアコースティックセットに持っていきましたけど、アレってやっぱりちょっとばかり「気が抜けてしまう」ので、始めからすっぱり分かれてたほうが私はいいなー。この方式だったら、前半は「座って楽しむ」、後半は「立って踊るぜ」ってハッキリして、立つ立たないのゼネレーションギャップも「双方痛みワケ」っちゅうとこで手打ちできるじゃないですかっ!ダメ?
「まさやんのファンは、相対的に唄が上手いのだろうか?」ということについては、んー、歌の上手さはナンともいえないところですが(LIVE中にでっかい声でのご唱和は堪忍してください)、リズム感は鍛えられているかもしれません。LIVEでよくやられていた「昼休み」という曲ではハンドクラップを要求されるのですが、それなんてAメロはセカンドライン、サビんところだけ普通の拍なんですよ!
そうそう、「補足」を拝見してて、同じようにキタローさんの「今とムカシ」が結びついてなかったっていうことを体験しはった山崎まさよしファンがいらっしゃることをお伝えしたくなりました。渡辺香津美さんのLIVE放送に気を取られ、三人の侍@EZO見忘れたasukaさんの「My Dear Things」より「つながり」というエントリー。ぼち×2さんが頭に描いていらっしゃったキタローさんは、このエントリーでasukaさんがのせてくださってる画像、こんなカンジのキタローさんではなかったですか?(わー、ごめんなさい、リンク貼り間違えて「つながり」にちゃんとつながってなかったです〜今直しました!)
ちっさい声でおっしゃってたこと、いえいえ、私も同感でよくそんな事を書きますし、同じ和歌山出身でぼち×2さんと同じくらいの世代の、先日高円寺JIROKICHIでLIVEを敢行されたあにきさんも、昨年のストリングスとのツアーをご覧になって

バックの二人とも、息ぴったりなかんじはあったけど、彼はもっと歌を大切にするドラムとやるべきやな。それはないやろって言うアプローチがわりとあったから。パーカッションあがりのタイコかな、あのてかずは。
「ラッキー」

って書いてはったですね。ちょーっとツーマッチなところがありますもんね。でも、私は山木さんとだったら、断然ゲンタさんのほうが好みです!
コトほど左様に、山崎まさよしLIVEはいろんな音楽的来歴(アイドルからURCまで)のお客さんが集うカオス、なかなか他の人のLIVEではない体験がいろいろできるエキサイティングな場ですので、機会がありましたらぜひまた参加してご覧になってくださいね。そうそう、前述のあにきさんとこのジャマーバンド、11月3日に和歌山OLD TIMEでLIVEがあるそうですので、ぼち×2さんもお時間がありましたら是非ドウゾ。
そのジャマーバンド、高円寺JIROKICHIでのLIVEのレポが出ております。→「LIVE!LIVE!LIVE!」 ゲストで出られた村八分のヨッチャンのオーラに驚かれたそうで、ううーむ、そういうものなのね。オーラ。私なんかが山崎さんの近所に行ったとしたら、やっぱりオーラでばったり倒れてしまうのかもしれないですね…それにしても、往復夜行のマイカー運転による東京0泊3日の弾丸ツアー、イマドキ20代のバンドでもそんなことしませんよ。もう四捨五入したら50にもなろうかというバンドがそんな無鉄砲なコトしないように。心配するじゃないですか!
あ、そうだ、さっきのあにきさんの書かれたエントリーをサルベージしてて、また読んで嬉しくなった文章を山崎ファンにお教えしたいので付け加え。「口ずさむ歌」というのは特に「セロリ」という曲について書いてはるものなんだけど、いやー、エエこと書きはるなぁ。エントリー全部が(や「CDは持ってないし、買う気もない」以外ね)素敵なのだけれど、私の質問に答えてくださったセロリの「んー」についてのコメントが大納得。

「んー」って、あの歌の中では大事なんよな、すごく。アレがなかったら、後のコトバのニュアンスが特定されてしまうような気がする。僕はあの「んー」は、「どっちでもいいけど」とか「コトバで言うとまあこんな」とかのニュアンスを持っている気がするんです。言葉でないと伝わらない情感があるように、スキャットでないと伝わらない情感もある、という。 それが音楽やもんね。

「口ずさむ歌」山崎まさよしファン必読。