Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

踊るおじさん達

にまにましながら寝ております

こぉれは面白いなぁ。インサイターさんのところで見た「You Tubeで成り上がった無名バンド」。OK Goっていうバンドらしいのだが、うははは、ダンス最高だなぁ。後でMTVアワードで踊ってるのもみたけど、アイディアの勝利だなぁ。これプロのダンサーがやってもこんなには面白くないだろうな。
で、最初の曲のほうを見て思ったんだけど、これは「使える」んじゃないかと。ナニに使えるかというと、体育祭の団マスゲームというか集団ダンスで。この二つの映像ってすごくインパクトあるし見映えがする。ダンスって、それなりの訓練をしていない人らの踊るのを見ると、なんだか見てるほうが恥ずかしくなってしまうものだけれど、これらの二つは「ダンスの素養のない人が踊ってるんだけど、見てて恥ずかしくない」。特に一つ目のは同じ条件の体育大会の団のダンスに参考になると思うなぁ。最初のはヘタウマを面白がるっていうか「ギャップ」を楽しむというか、踊らなさそうな人が真面目くさって踊ってるっていう可笑しみも大きな要素だけど。肘から先の動きとか全体の流れとか、うんうん、ヒントが一杯詰まってる。どの団もジャニーズの踊りみたいなのを目指すから、要所でフニャっとしてしまい、労多くして効少ないことになってしまっていると思うのよねぇ。ダンスの素養のない集団でも少し練習したら見映えがする、そういった方向のダンスで考えないと。
そうだな、団のテーマは海賊とか忍者とかが良くあるんだけど、「ロボット」がいい。荷役ロボットとメイドロボットのボーイ・ミーツ・ガールみたいなの。ロボットだと踊りも直線的なモノが取り入れられるし。男の子はモビルスーツを髣髴とさせるような、ちょっと裃っぽい上着で、足元は長めの布スパッツ、スパッツっていっても靴のソールを潜らせるベルトつきのタイプで。サイドに大き目のボタンなどあると感じが出るかな。女の子は、70年代のクレージュやパコ・ラバンヌのイメージだな。すとんとした形のワンピースにメタルの丸をジョイントさせたベストとか。ふはは、ま、学校行事に殆ど関心がない次男だし、親の私があれこれとアイディアを広げても全然実現性がない話ではある。
「彼らはスイングガールズやらウォーターボーイズやら、ああいうドラマの見すぎなんですよっ!」と次男は怒る。や、私に詰め寄られても。文化祭でのクラスの出し物が劇になってしまったので彼は憤慨している。「具体的なプランは何も無いくせに最後はなんとかなるって思ってるし、皆で力を出し合って!とか、苦労してやっと!とかそういうシチュエーションばかりを追い求めているのですよ。」まぁねぇ、そういうの好きだからねぇ。「で、ウチはそういうドラマを見ないじゃないですか。こないだおばあちゃんのところで見る機会があったんですけど、ああいうドラマにも『批判的で非協力的なヤツ』って役回りのキャラがいてるんですね、で、最後にはそういうヤツも皆と一緒になって努力してハッピーハッピー!っていう話のもって行きかただったりするのです。ということは、団体行動が嫌いで具体的なプランの無さを指摘しまくってるわたしは、そのキャラってことなんでしょうかね!」んー、まぁそう言って差し支えないのでは。「なんか、なんか、あんなに嫌いなストーリィのパターンなのに、ソコに私が『必要パーツ』として組み込まれているってのが情けないんですよ!」いいじゃないの、そういうキャラに自分をはめ込んで、状況がわちゃわちゃになってるのなら、具体的なプランの提出で筋道立てて、みんなで感動パターンを成就しなされ。王道をやってみるのも、いいもんだと思うよー。