Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

そんなにモテたいのね

私は元気です〜

資生堂の店頭で、コチラをはっしと見据える青いビキニ姿のエビちゃん全身看板を見るたびに「プレデターに出てくるエイリアンに似てる」と思う。鼻の付け根の辺りにあまり高低さがないせいかな?ちょっとウェービー入ったオールバックの髪型のせいか。エラが張っている風に写っているせいか。はたまた「太陽系最強」というコピーのせいか。
エビちゃんスタイルが人気!」という記事をいろんなマスコミでみる。女のこっぽいコーディネートが流行、ふわふわしたスカートに小さめのトップスにレースの挟んであるカーディガン?「愛されコーディネート」だとか「モテ髪」とか。なんだそれ。「モテ髪ゆる巻」って、私の「起きたときの運次第天パ巻」とドコが違うのだ。モテってつまり、第三者、特に男性に「モテはやされる」ことが第一の目的なのね。え、自分の趣味でなく?そういう他者の評価を一番にしてしまっていいの?男性に広く好まれるということは、つまり「先端的で挑戦的なファッションによる自己主張」はしないってことなワケね。コチラに「頭のいい女ってのは、僕の見るところ、大抵、バカのふりしている。あるいは、頭のよさを男の前ではひけらかさない。」とあって、そういうあたりが服装のチョイスにもあらわれてきているのか。
そういえば、この頃って以前あった「最新流行のモードスタイル」って無くなったなぁ。「ミニスカート」「マキシスカート」「モッズ」「サイケデリック」「未来派」「ミリタリールック」「オリエンタル」「ボロルック」「エスニック」etc でるものは全て出尽くしてしまったということか。この頃の流行は、ホントにものすごく「小さな」デティールの部分の流行しかない。BBSで盛り上がった「ROCK」なものをファッションからは感じられなくなった。旧弊な価値観や紋切り型の美意識への挑戦よりも、殿方に愛玩される手管の為にファッションはあるのか。
全然関係無いが前述の「FIFTH EDITION」さんのエントリーで「文科系女子のカテゴリ」というのがあって、興味深く拝見したのだ。

1.読書が好き
2.映画や美術鑑賞が好き
3.文章を書いたり絵を描いたりものづくりするのが好き
4.日記をつけている(つけていた)
5.ひとりでいるのが好き
6.友だちは別にいなくてもいい
7.子どもを産みたくない
8.散歩が好き
9.アウトドア・スポーツが苦手
10.メガネをかけている(かけていた)
11.流行りものに興味がない (古いものが好き)
12.長生きするより早死にしたい
13.死にたくなったことがある
14.妄想癖がある
15.知らない駅で途中下車したことがある
16.頭のイイ男が好き
17.ハリウッドは嫌い
18.季節の中で夏がいちばん苦手
19.10歳以上年上の男とつきあったことがある
20.肌色のストッキングはめったにはかない

女子というには随分トウがたってしまっているが、割と該当する部分が多いので私は「文化系女子」なのか?あるいは「文化系女子だった」のか?ハヤリモノは無視できないし子ども2人もいるけど。でもって10歳以上年上の人と付き合ったことも無いけど(あ、お見合いしたことはあるぞ、24かそこらのときに42歳のヒトと!)。ええーっ、こぉんなのタイガイの人当てはまるんじゃないのかなぁ?少数派ではないと思うけどなぁ。んー、肌色ストッキング履いて「モテコーディネート」を追求する人目当てのマーケットがこれほど盛況であるということは、つまり今はこういうヒトは少数派であるわけなのだな。でもね、ほんのちょっと前までは(えっと、四半世紀前?)、この「文化系女子」のほうが大多数を占めていたんですっ!こういう人らこそが普通の女の子だったんですっ!男性ウケを狙う子達は「可愛い子ブリッコ」と言われ、女性から(そうして見る目のある男性からも)軽くみられていたのだから。なんかもう隔世の感あり。
いつものCD屋でKeisonのアルバムを注文。新宿のTOWERでは5/26に屋上でフリーLIVEがあるらしい。いいなぁ。MishkaとKeison一緒にみられるなんてウラヤマシー!山崎氏のシングルは、ううー、どうしようかな。アルバムまで待つか。