Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

対象は誉められるが我々は

WITH STRINGS YAMAZAKI MASAYOSHI meets HATTORI TAKAYUKI & RUSH STRINGS (初回限定盤)(DVD付)久しぶりに本屋さんへ。おぉ、ミュージックマガジンが出てるではないの。LIVE評のところはスキマスイッチが取り上げられている。たいした誉められかた。三人の侍のステージも何号か先にレビューされるかな?東京無かったからムリかな。
もしやと思ってCD評のところを見ると、ほら、山崎まさよし「WITH STRINGS」がページの下半分でピックアップされている。後ろのアルバムレビューでもなかなかいい点数をつけられているな。で、ピックアップの評を拝見して微妙な気持ちに。いい仕上がりのライブアルバムになった要因は、観客の山崎氏に対する「うっとりと歓声」を極力カットしたことにある、ということだそうで。まぁ、ストリングスの格調高さと対象を愛玩する生暖かい感情とは相容れないものではあるのだろうけれど。んー、文章の端々からにじみ出るモノから鑑みるに、筆者は客席の雰囲気に相当辟易したのだろうな。なんというか、そこはかとなくそうした観客をバカにしている気配を感じる。
まさやんLOVE!山崎まさよしファンは、どこか「硬派な音楽愛好家」に根強い劣等感がある。君らはホンマに彼の「音楽だけ」を愛好していると言えるのか?と言われると、ええっと…と口ごもってしまう。じゃぁ彼が醜く太って前歯が全部抜け落ちて髪の毛もお寒いことになった時初めて「山崎まさよしファン」は純粋音楽愛好家に認めてもらえるのか?で、そもそも音楽を聴いて、そうしてプレイヤーを見て、「うっとりする」のはいかんことなのか?ううーん、もやもやもやもや。