Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

セッションとコピー

昨日の話の続き。すみけんさんに、Char氏の発言で関連するものを教えてもらった。

そのcharの発言だったと思うんですが、こんなのがあります。
「若手に “こんどセッションやろうぜ”って声かけたら、“楽しみです! 誰のなんて曲をやりますか? 練習しておきます”って返事するんだよ。なんだと思ってんだろうね。」
たぶん東京のFM J-waveでCharと はなちゃんがやってた番組です。

あはは!Charさんらしいですね!きっとその若手にとっては「セッション」って、いつもやってるメンバー以外とやるバンドコピーみたいな捉え方なのでしょうね。でも実際、メディアが「コラボレーション」とか「セッション」とか言って音楽番組で流すものって、そんなカンジのものが多いですもんね…

ああ、まさにそれです。「奇跡のセッション」なんていうと、バンドAとBが合同でAの曲をやったりするだけなんですよ。

それでですね。実は私も子供のころはそれを不思議に思わなかったのですよ。同じレベルで、ライブとCDでギターソロが同一でも不思議に思わなかったり。

現状でも、日本に根ざした系統のロックは そういうものですよね。シンガーソングライター系統といいますか。アドリブやジャムをやるのは、プレイヤー系統とでもいいますか。
JazzやBluesを聞いていればアドリブは当然だし、それに根ざしたロック(ZepとかJimiとか)はアドリブをやる。でも、日本のふつーのロックはそれじゃない。
日本に限らず、米国であっても、HR/HMのひとはアドリブ重視ではない気がします。

あー、納得です!シンガーソングライター系統とプレイヤー系統、ね!ジャマーバンドもよく若手のギタリストをその場でセッションに参加させたりするけれど、で、その時若いギタリスト達には初めて聴くジャマーのオリジナルだったりするんだけど、たとえばそういうのに付いてこれる人たちは、やはりブルーズバンドの「プレイヤー」だったりする。ジャマーってどういう練習しているんですか?って聞いたのお答えが「んー、スタジオに来たモンから順々にジャムセッションするんや。全員で20〜30分セッションして、で、それから自分らの曲を練習する。」だし。
やっぱり、セッションって「音楽による会話」だと思うので、なにもそこに押したり引いたりのないものだと、タダの「コピー」なんじゃないかしらね。

余談ですが、今月のみんなの歌はCharと さだまさしです。Charは ふだんどおりのCharをやってて 冒険がなくて ちょっとがっかり。さだまさしは、エレ・トランスをバックに方言ラップをやってて、すげーかっこよいです。
http://www.nhk.or.jp/minna/

へぇぇ!エレ・トランス+方言ラップ!聞いて見ないといけませんね。Charさんの歌は三人の侍でもやったOSAMPOですね。Charさんのイメージから外れたドメスティックな内容で、私はちょいとビックリしましたー。ポチたまでCharさん見た時もビックリしたけど。

(22日追記 BBSでギューさんに教えていただきました。Charさんの曲、みんなのうた「OSAMPO」と、三人の侍で歌ったものは違う曲だそうです。三人の侍の時の曲は「OSAMPO Ⅱ」だそうです。三人の侍の正確なセットリストを作成したい方は訂正よろしく!ギューさんありがとうございます!もう一つ、「OSANPO」ではなく、「OSAMPO」なのですねー、M。失礼しました。)