Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

異文化交流

はてなDiaryを使い始めてもう3年近いのだが、純然たる日記として使っているので、コメント欄もトラックバック表示も使っていない。あ、始めてすぐのときはコメント欄あったか。でも一日分の個人的な記述にコメントがつくということに違和感があってコメント欄の使用をやめてしまった。ひとつのくるっとした話、それはもうそれ一つで完結しててほしいというか。でまぁ別に掲示板を借りてそこで四方山なお喋りする形式にした。はてな同士だとid表記でリンクするし、キーワード使えば関心ある内容は辿ることもできるし、積極的にトラックバック機能を使うことはなかった。他のblogサービスを使ってはるところの記事を引用させてもらったりしたらサスガにトラックバック使うけど。
8月のクリスマス」の映画感想を読もうと思いblog検索すると、山崎まさよし関連のblogだけでなく当然映画関連のblogもどんどん出てくる。映画関連のblogにはずらららーっとトラックバックが並んでいて驚いた。おぉ、つまり「8月のクリスマス」の感想を書いているblogが相互にトラックバックを送っていくのだな。あなたの感想ではこのように書いてらっしゃってるが私はこうだと思う、みたいな「意見の述べ合い」ではなく、ただ同じ映画の感想ですよ、ということで。へぇー、こういう使い方もあるのねーということで、ひとつのblogについた山のようなトラックバック辿って効率よく「8クリ」感想を読んだのだった。これはこれで便利。
でまぁ、いろんなblogサービスがあるが、自分がはてなを見慣れているので、やっぱりはてなが読みやすい。小さなアイコンのようなものが文末ごとにびよんびよん跳ねてたりすると、どうにも読む意欲が失せてしまう。それでも気になる内容だったら拝読するわけだが、コメント欄に「トラックバックありがとうー!」みたいなのがあったりして、それとか「コメントありがとうー!コメント返しにきましたぁ!」ってのもあったりして、ちょっと驚く。え、コメント返しって、なにか話の続きがあるなら貰った自分トコのコメント欄使えばいいんじゃないかな?これって以前話題になった「ぱど厨」関連の掲示板の使い方に一脈通じるものがあるのかもしれない。ほら、相手の掲示板に自分の返信を書き、それを見た相手は今度その返信を相手の掲示板に書くという。ん?反対だったっけ?
絵文録ことのはさんのトラックバックについての分析を拝見して、おぉなるほど、と納得。近場ばかりまわっているうちに世界はこういうことになっていたのね。そうしてなんでトラックバックにエッチなサイトのものが入っているのかと不思議に思っていたが、「言及なしトラックバック」の発展系なんだな。で、うかうかとごあいさつ文化圏のところに紛れ込んでしまうと傍若無人な輩と思われてしまうかもしれないな。もしかしたら「お手前」みたいなのがあるかもしれない。たとえば「いきなりトラックバックはしない。まずはコメント欄で仲良くなってから。」とかね。取り越し苦労かな。