Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

クリスマス前にやってきた

有山じゅんじバンバンバザール「師匠、お願いだから走ってくださいツアー」@梅田MAMBO CAFEに行く。LIVEハウスの二階にあるカフェスペースを無理やり会場にしてのLIVE。有山師匠が事前にカウンター前に組んであったステージを見て「ここってちょっとカンジ違うんちゃう?」と言い出し急遽反対の壁際にずっと続いているベンチシートのソファで歌うことになったらしい。ということで、その一段高くなっているソファスペースに有山師匠とバンバン福島氏が並んですわり、下手の壁ぞい90度のところにウッドベース&ギター。恐れ多くも私は師匠&福島氏と地続きのソファセットにて横手からLIVE鑑賞させていただく。なんというか、応接間で聴いているような。でも近すぎてリラックスはできないなー。
パスタを食しビールを飲みつつLIVEを待つ。ゆったり置かれたテーブル席だけでは人数を収容できず、ステージ前にべたりと座っている若い人たちやら、カウンターや壁際に立ち見の人たちも大勢。Thinkin’Of Youほどなく師匠&バンバンバザールの面々登場、最初は皆でカバーなぞをセッション。京都・神戸と続いた最後の三日目大阪は、有山師匠はもうすでに気分は「最初からアンコール」状態のような。バンバンバザールとわいわいやるのが楽しくて仕方が無いといったご様子である。「バンバンバザール!」と何度も紹介している。「家賃が払えなくても大丈夫!って曲」をパワフルに歌い飛ばして客も一気に熱くなる。クリスマスやからということで、「ホワイトクリスマス」を福島さんに歌わせて「ええなー、ええなー」とご満悦な師匠。皆で数曲やってじゃんけんをし、「先攻有山」ということで有山さんのソロ、バンバンバザールは客席に降りて(段差10センチほど)いく。なんて題名だったかな、好きな月の歌、クリスマスの歌は初めて聴いたし、そして「ウーララ」も聴けて嬉しい。あ、もう終わって休憩?はや!休憩の後はバンバンバザール。師匠は奥様のお座りになってる椅子の腕のところに腰掛けてにこにこバンバンのステージを鑑賞しておられる。バンバンバザールはナマでは初めて。福島さん、ナマのほうがいい声だなぁ。斉藤哲夫さんと同じく、声の芯は太くてたくましいのだけれど、声の輪郭が求肥でできているので、耳触りがとてもいい。スムースだけれどパンチ力もあるという感じ。4バンバンバザールの演奏は「ジャンプ」?「ジャイブ」?ジャンルは良くわからないがうまいうまい。暖かく元気良くスイングするアコースティックな音たち。ベースの方はクールのだいちゃんに似てるなぁ。「海老フライ」の歌も楽しくてよかったが、やはり有山ファンにとっては師匠の「今夜は柿色の月が」のカバーが素敵だったな。んー、福島さんいい声。バンバンのソロは有山氏の倍くらいはあったと思う。そしてまた有山氏を呼び込んでセッション。なに歌おうかなー、あれしようや、こんなかんじでーとその場で目を見詰め合ってごそごそ。またまた「ウインター・ワンダーランド」でメリークリスマス!やけっぱちな「俺の借金全部でなんぼや」「カモン買いもん」、まったくもってバンバンの音は有山さんの歌にぴったりはまるなぁ。楽しい楽しい。「僕が一番好きなバンバンバザールの歌を歌うわな」っておっしゃり始めたあの歌はなんという題名なのだろう。
ざわざわしている店内、キッチンでフランベしている炎が見える。お酒を飲んでソファでくつろいで、いい音楽で満たされている空間に身をおく幸せ。あー、体がタバコ臭くなるのはちょっとニガテかなー。
「私たちががんばってLIVEを盛り上げなきゃ!だからみんなでアレしたらどうだろうコレしたらどうだろう」というような意見を山崎まさよし界隈で目にするのだが、ま、そんなのからは遠く離れた雰囲気なのだ。そうそう、客は自然にしてたらいい。なにかをやって参加して、みたいなおこがましいことは考えないでいい。楽しかったらワァワァ騒ぎ、そんなに感心しなければむすっとしてたらいい。自分の行くLIVEが毎回「感動の嵐」でないと満足できないというのはいかがなものか。「感動の嵐」のLIVEなんて、生涯の中でめったにないと思うぞ。テレビなどが垂れながす安易な感動に慣れてしまうと、ノンフィクションのコンサートでも毎回必ず「感動」が欲しくなるのかもしれないな。
というわけで、「感動」はなくても十分楽しいLIVEであった。あー、良かった!