Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

ロッキン・コーキン

当夜の使用口琴

戸口さんGALLERY NIGHTWATCH口琴という楽器を見せてもらった。楽器というより「金具」といったほうがとおりがいいような形。中央のバーを噛みつつ突き出ているレバーをはじくと、びょんびょ〜んと音がでる。いやー、なんでこれで音がでるやら。フシギー!ジャマーバンドのLIVEを待つ休憩中での一こま。
さっそくあにきさん「やぁやぁ、面白いなぁ!一緒になんかやらん?」と彼を楽屋に拉致していく。おぉ、前回のチャリゲーターズに引き続きまたまた餌食が。ほどなく戻った彼、途中で呼ぶから上がって来いよということで、客席にてジャマーの登場を待つ。
今日は3バンド。これまでジャマーバンドはJACKLIONでは「オールドハンドROCKDAY」という「社会人バンド」というくくりでのイベント参加だったのだが、今回はその囲いをとって、「現役」同士として20代30代のバンドと対決。ジャマー、やはり上手い。演奏は手堅くアレンジは多彩、そしてMCは軽妙に。見事にLIVEハウス全体を盛り上げていく。
口琴の出番はセットリストも終盤の「ほやけど」。スペシャルゲストコーキンプレイヤー!と呼び出されステージに向かう彼。しかしあの「びよんびよん」音でどうやってジャマーとからむのやら、と心配していたら、なんのなんの、微妙に音程を変化させつつしっかりしたビートで繰り出されるびょんびょん音が、違和感なくすんなりと曲に混ざり合っている。FUNKY−KOKING!後でうかがったところによると戸口さんはバンドでドラムを叩いていたこともあったらしい。なるほどのリズム感。
なんでも、外国にはエレキ口琴というのもあるらしい。またやり方次第で「ボコーダー」のような音にもできるらしい。なかなか奥深い口琴の世界に皆感心する。ピックアップをつけようよ、とかヘッドセットで音を拾って、とかジャマーのみなさんは具体的に考えだしている。いやー、面白いものを見せて聴かせてもらった夜だった。写真は戸口さんのところからお借りしてきた彼の口琴。ブラックファイアーという名前だそうだ。種類ごとに音色や音量に差が有るらしい。詳しい説明は戸口さんの口琴紹介ページでどうぞ。