心斎橋ぶらぶら
心斎橋タワーレコードにてTOMOVSKYインストアLIVE。TOMOVSKYは先月のチキンジョージ「ありやまな夜だ！」にて初めて体験。http://smashingmag.com/tour/05tr/050128tomvsky_ken1.html 曲を聴いて声を聴いて途端に気に入る。POPなメロディ、それにするすると気持ちよく載る失意と決意に満ちた楽しくも苦い歌詞、そして適度に力強く適度に哀しい歌声が全体を支えている。有山じゅんじ氏とのセッションでは、有山じゅんじ氏の歌の魅力の半分は占めるだろう「…んあぁぅ！」という掛け声に負けず劣らず魅力的な「…んあぁぅ！」を披露。おぉ、素晴らしい。チキンでのLIVEで今度心斎橋タワーにてインストアありという告知を聞いてCD「39」を買っていたのだった。
思っていたよりもずいぶんの人。20代30代のお嬢さんが多し。しかしちらほら男性の姿もあるし40代あるいはもっと上もおられる。あ、有山さんのLIVEで見かけた方もいらっしゃる。3列目中央に場所確保。ほどなくインストア開始。
登場したTOMOVSKY氏、テンション高い。気合を入れておられるのか、カラ元気か。「恥ずかしいの、結構好き」とのこと。上体を左右にこまかく動かしながらのMC。微妙な間合いともあいまって「酩酊小父さん」の風情。細いなぁ、なるほど♪病気がちなのも僕が悪いんじゃない〜♪
チキンでもやっていたMDとのセッションが中心のステージだった。「円盤を待っている」では事前収録のビデオとのセッション。なにせ「弾き語りステージ」というと山崎まさよし氏・有山じゅんじ氏をメインにみてきているので、「ギター弾き語りの技術」についてはなにも言うまい。そんなんじゃないよねー、とこのごろ思うのだ。自作曲を歌う人ってやはり声であり歌詞でありメロディのセンスだ。ギターがどうもねっていうならギターの上手い人をサポートで連れてきたらそれで済むことでギターの上手い人はもう世のなかナンボでもおる。でも声やらセンスやらはその人だけのもの。ま、それに楽器の技術がプラスされれば、いろいろ便利だとは思うけれども。それに「プレイヤー」としてだけでもやっていけそうだったら安心してミュージシャンを生業にすることを続けられそうではあるけれども。
それにしても声やら歌い方はやっぱり好みだなー。歌詞も「よくわかる」し。若いお嬢さん達よりも、かえって我らのゼネレーションのほうが共感できるかも。
とてもサービス精神に溢れたLIVEが終わり、それからサイン会。CDのリーフレットにサインしてもらう。達者な直筆イラストのリーフレットなので中の歌詞部分にサインしてもらうことにする。「ありやまな夜！で初めて聴かせていただきました」と告げたら「楽しい夜でしたね！」と答えてくださる。おぉ、「きさくなトモフスキー」！LOVEだ！「帰れました？」と続けて質問したら、なんのことかとしばらく考えをめぐらせておられたが「！」という表情で「余裕で帰れましたよー！」とのこと。チキンのイベントは長時間におよび、ラストのアンコール時、TOMOVSKY氏はもう帰り支度をしてリュックまでしょった状態で客席から呼び込まれたのだが、そのアンコールも長かったし、自分も御堂筋線終電でやっと帰れたのでずっと気になっていたのだ。インストアイベント、100人以上いたかもしれない。サインを求める列は続く。TOMOVSKYさんお疲れ様でした。また大阪に来てください。詳しいセットリストはこちらから。id:masao1980:20050211 たのしかったですね、masao1980さん。
タワーを出て心斎橋駅までぶらぶら歩く。街宣車が大音量でなにやら音楽を流しながら走っている。最初その曲が「環境音楽」のように聞こえたので、どこかで休日のファッションイベントでもやってるのかと思った。こういう曲でいいのかね？よくあったのは「宇宙戦艦ヤマト」よね。いままで一番意外性があった「街宣車から大音量で流れてくる音楽」は「エデンの東サントラ」。ちゃらーらーらーらー♪ 誰かジェームス・ディーンのファンが乗っていたのか。
そうだ、大丸の地下がリニューアルしたというのをTVでやってたなと思い出し、行ってみる。南館地下が女性専用フロアになり美容室やらエステやらネイルサロンやらが入ったらしい。そこで一番気になるのが「ANASTASIA」である。眉毛サロン。自慢じゃないが眉毛が太い。ぼーぼーである。眉カット用の美容シェーバーは必需品だし、反面眉墨は使ったことが無い。いいなぁ、専門家に一度やってもらいたいなぁ。「あん！」でやっていたが、ワックスで要らない部分をべりと脱毛してしまうらしい。あとは毛抜きで抜く。ひょえー、私の「要らない眉毛量」の多さはその試練に耐えられるのだろうか。数ヶ月先まで予約で一杯とか。気になる気になる。2年先の同窓会前にはやってもらおっかなぁ。長いぞスパンが。Someday never comesってね。
一階あがるとそこは「ロクシタン」。おぉ、ここが。さっそくテスターをいろいろ試す。トワレはどれも優しい香りなので使いやすそう。ボディクリームが欲しいな。ハンドクリームにもなるのが。BODYSHOPのにしようかと思っていたが宗旨替えしようかな。でも高い…イロイロ試していたら鼻がバカになってしまい、ワケがわからなくなってしまったので一旦退却することにする。日に2種類くらい選んで数日かけて勝ち抜き戦がしたいものだ。練り香水に心惹かれつつ帰宅。お土産は息子のリクエストによって例によって551豚まん。どこ行ってもこれだなー。
