Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

心斎橋の秋を愛す

やったぁ、なのかさんの「御堂筋クイズ」に正解したのでした。id:halfmoonlight:20040927 大丸心斎橋店は歴史を感じるアールデコ装飾が美しい建物。このページhttp://www.kenzai.or.jp/meikenntiku/195/195.htmの写真をクリックしたら雰囲気をつかんでもらえると思う。そうだ、この建物を使って、ジャック・フィニイ「ゲイルズバーグの春を愛す」や「レベル3」みたいなお話の映画ができたら面白いのに。昔からある建造物が起こすタイムスリップもの。
アキコは昭和初期の大丸心斎橋店に勤めるエレベーターガール、今日もいつもと変わらぬ毎日で、エレベーターを操作する。珍しく一人もお客を乗せないまま1階へ。突然エレベーターの動きが極端に遅くなり、エレベーター内の明かりも暗くなる。不安なまま一階に着き安堵するアキコ、だががくんと開いた扉の向こうに見えたのは、光り輝く「Dior」や「CHANEL」の文字、エレベーターを待つお客の手には携帯、短いスカートに派手な化粧の若い女性達、アキコが着いたのは2004年の世界だった!どうかな。でもって、そうだな、アキコは大丸百貨店から出られない。大丸百貨店の庇護の下でないと息ができない。同様に百貨店のなかでも空襲で壊され後から修復した5階から上には上がれない。さて、どうやって元の世界にもどるのか。や、まてよ、元の世界にアキコは戻りたいと思うのか?宮部みゆきの「蒲生邸事件」みたいになにかの「歴史的事件」を絡ませるとより面白いかも。うむむ。それとも「マネキン」みたいにラブコメにしてしまったほうがいいかな。深夜おびえるアキコを見つけるのがミュージシャン志望のマネキン運びのアルバイト青年、なんてどうだ!ここいらへんは個人的趣味大爆発。や、でもやはりサポート役は大丸社員のほうが都合がいいなぁ。「大丸の生き字引」みたいな嘱託社員のおじいさんなんかも味方につけて。で、もちろん最後は「過去からの愛のメッセージ」を受け取らなきゃね。大丸心斎橋店オールロケ。いや〜、あれこれ考えるのは楽しい。