Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

不良の音楽

食べてる時しかじっとしてなくて。

昨夜の山崎まさよし氏ラヂオ録音を聞く。弾き語りはドブロによる「In my life」。全編ドブロだと結局「どんな曲でも印象は一緒」になってしまうような。選曲はだんだんヒネた山崎ファンでも「またか」と思うようなものからハズれてきたので楽しい。ミュージシャン数珠繋ぎ(勝手にコーナーの名前をかえるな)ではエリック・クラプトンをピックアップ。ま、ジョージの妻への横恋慕の話は有名よね。
netをうろうろしててぶち当たったクラプトンネタ。Andyさんの「Everything but Music」から村上”ポンタ”秀一氏の「自暴自伝」より。http://d.hatena.ne.jp/Andy/20040418#p1 村上”ポンタ”秀一氏は、ほら、「ナニワ・サリバンショー」でドラム叩いてはった人。
ご好意で上田正樹・有山淳司「ぼちぼちいこか」とサウス・トゥ・サウス「この熱い魂を伝えたいんや」を聴かせてもらう。有山じゅんじさん声若!改めてサウスのFUNKYさに恐れ入る。これいつのLIVE?75年発売だから、その年か74年あたりか。以前スガシカオ氏がJ-WAVEの番組で「日本のFUNK」の歴史を系統だって聴かせていた。てっきりサウスも出てくるかと思っていたが、もっと新しいバンドを「始祖」としてかけていたような。やっぱココからさらえて欲しかったな。聴いていてドキドキする不良の音楽。飲む・打つ・買うの三拍子そろっているカンジ。そしてそこに少しの純情がキラリ。やはりこういうの聴くと、「イマドキの音楽」は「まっとうな人たち」がやったり聴いたりするものになったなぁと思う。
Fine Artでも、たとえばルネサンスの「発明」遠近法でもって描かれた静物画を2004年の「新作」として発表する画家もいれば、現代美術のフィールドでパッと見てナニがどう美しいと感じたらよいのか判断に苦しむような作品でもって「ものの見え方」を提示するアーティストもいるわけで。ポピュラー音楽でも、どこかに「今の空気」を感じさせて欲しい。この30年前の音から君らはどう先に歩んで来たのか見せてほしい。
までも、「遠近法」でも「キュビズム」でも「ミニマルアート」でも、流れのなかにあって個々「名作」と呼ばれるものはあるわけで、そういう曲を選んでみようというのがぴあが出したムック「ニュー・スタンダード・オブ・J-POP 300 名曲選定委員会が選んだ全300名曲カタログ」。ラルクから誰がカバやねんロックンロールショーまで網羅する幅広さ。山崎氏は2曲。一曲は想像通りのあの曲、もう一曲は「う〜む、どうかなぁ」と思うナンバーだが、選定コメントには納得。しかし!なんで斉藤哲夫氏の名前が無い。初期の「悩み多き者よ」か中期の「グッド・タイム・ミュージック」は入れてしかるべきでしょう。サウス・トゥ・サウスからも一曲選定されている。