Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

眼鏡ファンタジー

視力悪し

数日前にも書いたが赤のセルフレーム眼鏡を買った。そこで今日はメガネの話を。
眼鏡が似合う男性が好き。「冬のソナタ」は見てないけれど、主演男優さんはメガネをかけてなければあんなに人気は出なかったんじゃないかなぁ。眼鏡が似合うお顔。この頃山崎まさよし氏も眼鏡をかけてメディアに出てくることも多い。でも、どうかな、もっと似合う眼鏡があると思う。今のは顔のパーツに対して眼鏡が小さすぎるような気がするなぁ。少しつりあがったタイプのフレームは、なんか一昔前の「ヤンキー」のようだし。
ジェレミー [DVD]で、素敵眼鏡男子を賞味する映画としてイチオシなのが「ジェレミー」という70年代の恋愛映画。初恋モノ。http://images.amazon.com/images/P/6304494335.01.LZZZZZZZ.jpgこの主人公15歳のジェレミー君が、「眼鏡ファンタジー」を具現化している。
「眼鏡ファンタジー」…つまり、一見さえないけれども、ひとたび眼鏡をとったなら、あらまぁ、そこにはとびきり素敵な素顔があった!というシチュエーション。でもコレって、漫画であったならナンボでも出来るが、なかなか実写では実感できない世界だと思う。
だがこの「ジェレミー」は、まさにそのファンタジーを見事に映像化している。えっと、このページを見てもらお。http://www1.neweb.ne.jp/wa/akanuma/naja/eigasonota.htmlロビー・ベンソン演じるジェレミーは度の強い眼鏡をかけたシャイな男の子。髪の毛もしゃもしゃだし、気の効いた事いえないし、チェロの腕前はなかなかなモノだが、まぁ、一言で言えば見た目「冴えない男の子」。で、転校生の女の子に一目ぼれする。全編分厚い眼鏡を彼はかけていて、まぁ、今ひとつどんな顔だかもよくわかんないのだが、ワンシーン、彼女も彼のことを好きになってくれてシアワセ一杯で眠りにつく場面、後ろ向きに寝ていた彼が寝返りを打ってこっち向きになりスクリーン一杯にジェレミーの顔がアップになるところがある。当然ベッドの中なので眼鏡はかけてないわけで、くっきりした二重のまぶたに長いまつげ、色の淡い大きな瞳がコチラをじっと見返すのだ。うわぁっ!くゎわいぃっ!幸せそうに思い出し笑いするその顔がもうかわいくてかわいくて、それまでの「なんだかもっさりしたよくわかんない顔」は、この一瞬のための伏線だったのかぁっ!で、最後、また引っ越していってしまう彼女を空港で見送った帰り、むせび泣いてしまうジェレミー君。流れる涙をぬぐうのに眼鏡が邪魔でナナメになったりして、それでも涙が流れてしまって不器用に腕でぬぐったりして。やるせない感情が眼鏡の無様な動きに表現されていた。
私も小中高と眼鏡をかけてきたわけだが、なかなか私の「眼鏡ファンタジー」に気付いてくれる人はいなかったな。同級生達よ、後悔先に立たず。って誰も惜しいとは思ってないか。

はてなダイアリークラブに「はてな眼鏡出し」というのが出来たのでリンクしてみる。画像は…大きさがよくわからないのでUPの自信ありません。