Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

雄弁・多弁

未練がましいオーツ麦愛好家

昨日は山崎まさよしファン待ってましたの新ラヂオパーソナリティレギュラー放送「MOTHER MUSIC」第一回目だった。以前のレギュラー番組の内容が「山崎まさよしにエッチなこと言わせて面白い番組にしよう」というもので、それが思いっきりスベっていたので、聴きながら「コレはないやろう…」とゲンナリしたものだった。「ミュージシャン山崎まさよし」がするという必然性がまるで無かった。「人気者」なら誰でもいいというね。
新番組は、ごく普通の「音楽番組」だった。パーソナリティが気に入っている曲、ムカシよく聴いた曲を紹介していく。おぉ、いいじゃない。というか、これがアタリマエの姿でしょう。特にわぁわぁ「すごい!」とびっくりするようなモンでもないような。まぁ、冒頭弾き語りで「Your Song」を歌ったのが彼らしいサプライズで嬉しかった。毎週なにかしらやってくれるのかしら。そうだったら素晴らしいんだけれど。
以前の番組が放送されていたとき、「こんなんじゃ満足できない!面白くない!」と思いっきり批判したのだが、「こんなエッチねたで媚を売るような内容じゃなくて、もっと山崎さんが好きな曲かけたり興味を持っている音楽のことについて喋ってほしい」というこちらの要望に対して、事務所側は「山崎は音楽について論理的に喋るのは得意じゃないから」みたいなこと言ってなかったっけ?んな大それたことを望んでいるワケじゃないのに〜と歯痒い思いをしたものだ。そうそう、つまり今度の番組みたいに、気負わず好きな曲かけたり、気が向いたら歌ったりしててくれたら、それだけで気持ちのいい番組になっていくのだ。
僕らは静かに消えていく(初回限定盤)(DVD付)その番組で山崎氏の新曲を聴く。「僕らは静かに消えていく」ピアノで始まるのが新鮮。なんかとってもゴージャスな印象があるバックトラック。キレイなメロディ、キレイなコーラス。引越しして新しい生活を始める歌だそうで、そうかぁ、ストーリィのある歌だ。というか、なんかいっぱい喋ってる歌。ああでこうで、こうなってこういうことになって。数日前に「リトルソング」がスキ、ということを書いたが、どんどんリトルソングから遠くなって行くなぁ。普通の曲、もちろん上質なんだけど、上質の普通の曲を書く人になっていく。
有山じゅんじ氏の新しいアルバム「Thinkin' of You」を手に入れて聴いている。小さい歌が幾つもはいっているかわいいアルバム。簡単な言葉に洒落たアレンジのギターワーク。たくさん言葉を尽くして説明するとたくさん伝わるかというと、そんなことはないと思う。簡単で優しい言葉を短く発することで、豊かな世界が聴いたものそれぞれに広がることもある。Thinkin’Of You
「Thinkin' of You」、ステキなアルバムだ。「It's Only A Paper Moon」のインスト最高。