Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

内申

時代はまわる〜

内申点についていろいろ思う。私は数年間美術を教えていたわけだが、昨今の入試事情で副教科の内申点が×6で加算されるというやり方には「どうかしてる」と思ってしまう。TOP高に行こうと思ったら、五教科のみならず、美術も体育も音楽もすべて5や4を取らないといけないなんてどう考えてもヘンだ。
そもそも芸術や体育をバカにしてるんちゃうか、と思うわけだ。「努力したらみんなできるようになる」ってモンじゃない。そこには歴然と得手不得手があるのだ。なんだか運動会の徒競走で順位をつけないのと同じ「みんなすばらしい素質を持った天使たちよ〜!おっほっほ〜」ちゅう建前のみの気持ちの悪さを感じる。美術を教えていた経験から言わせて貰うと、同じように丁寧に塗りマジメに取り組んでも、どうしても抜けないくらいのセンスと器用さをもった「芸術に愛された人間」という人はいるのだ。そして、そういう人間にこそ、点数をやらねばウソだ。そうしたところからくる格差をなるべく少なくするために、わざとあまり「センス」を生かすことができにくい課題を出してはいたが、それでも、やはり差はでてくる。その違いは評価を下す人間だけでなく、他の生徒たちが見てもはっきりわかるものだ。あぁ、コイツは上手いなぁ、と。
五ツ木模試の偏差値が70近くもあるのに北野にいけない、豊中もだめ、なんてひどすぎる。副教科で苦しむM君の話を聞いて憤ってしまった。

デジカメの電池を買う。久しぶりのぐーちゃん写真。