Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

Oh,My Baby

私も妻子が欲しいっ

♪Oh,My Baby 君の笑顔に明日もあえたらいいな 終わりの無い夏の光に包まれながら
この曲を聴いた時、その歌われる世界があまりに幼いイメージだったので面食らった。彼と彼女はまるで、付き合いを始めたばかりの中学生のようなストイックさであり、セクシュアルなムードは微塵も感じられない。26や27の男性が歌って似合う内容なのか?
♪Don't you worry, Life is easy
と思ったら急に人生語りだすし。そして迷わず言い切ってるし。
♪その小さな手の中にも 新しい花咲かそう
彼には実は地元に妻子がいるのだ、と聞いて途端に疑問は氷解した。この「Baby」は彼女ではなく文字通り「Baby」なのだ。我が子を愛し、慈しみ、大丈夫だよ泣かないで、生きるのは楽しいよ、と笑いかける父親の歌だったのだ。そして子を持つことでふわふわしていた自分自身をも見つめなおしている男の歌だったのだ。
♪名前の無いこの地図に 確かなものを見つけたよ

歌の出来たバックグラウンドを知ることについてはコレまであまり重要視してこなかったが、背景を知ることでぐっとその曲に対する愛着が増すと言う事を、今回つくづく思い知らされた。