Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

有山じゅんじ@ヒポポタマス

degu in the bottle

昨夜は有山じゅんじさんのLIVEに行ってきました。
有山さん良かったです〜。ヒポポタマス、凄くいい音でギター鳴ってました。有山さんご本人も、いい音やなぁ〜って言ってはりました。ギター上手いっ!もうとにかく、ぼろろんろんと爪弾くその音がかっこいいんですわ。でまた、渋くて良く響くイイ声でね。危惧してたほど歌いまわしのアクも強くなくて、とっても楽しめました。ピッチ正確だし。余裕のステージ。この余裕が男の色気を生むのでしょう。
曲もね、ん〜、なんというんでしょう、とってもモダンなんですよ。洒脱。ムツカシイ歌詞でもないし、ムツカシイメロディでもない。けど、コードの当て方が意外で新鮮で、メロディ自体も歌謡曲っぽいところ皆無だし。初めて聴く曲も多かったですが、すっすっと中に入ってきました。「スキャット始まり」がこの日のテーマでありまして、どんな曲もみんな「ドゥッルルダバドゥバラン」で始めてはったですが、そのスキャットがまたいいグルーヴでね。かっこいいやら可笑しいやら。山崎さんやちとせちゃんもカバーした「オーバーザレインボウ」もしてはったですが、この時のギターもとぉってもステキなアレンジでね。で、歌詞はというと、「オーバー ザ レインボウ」以外の部分はタメイキ「はぅう〜〜っ んんん〜っ」だったりして。「英語ってムツカシイなぁ、意味わかれへんし同じやろ」 うっとりしたいんだけど笑ってしまう。
台風の中の四国ツアー、7日の行程のなかで5日歌ってたとかで、「大阪に帰ってきてから気ィ抜けてしもうてな」ということで、お喋りも多し。「この頃は一億総ミュージシャンやね、四国にもギター上手い人いっぱいおったわ。僕『ギターミュージック』って大嫌いでな。あとアカペラとゴスペルな。」「『ブルース』って言われるのもイヤでな。まぁ自分もブルースの要素はあるとは思うけど。でもブルースじゃないな。」
途中からビールを飲みだして、どんどんおかわり。「もうずっと喋ってるってのはどうやろ。喋りの家系なんよ。オヤジは80過ぎですけど今でも会社行ってて、で毎日2時間朝礼で喋ってる。」ホンマに喋って終わりそうでもありましたが、「喋ってばかりだと、またイロイロ言われて怒られるからな」ということで(誰が怒るのでしょう)、後半はハンドクラップなども入るノリのいい曲。

とにかく大満足。ヒポポタマスでは年一回ということで、いやぁ、行ってよかった。早い時期に予約を入れたので席が有山さんのほん前1mのところで、緊張しましたが。

写真は「壜詰めの鼠」。この頃は暑くなってきたので、この壜の口に前足をかけて頭を出し、立って寝ていることも多くなってきました。