打倒！睡眠

寒！寒寒！急に冷たい風がきつく吹いてきた。大阪もやっと本格的な冬。朝には窓に結露がびっしり。よかったー、窓拭き早めにすましてて。
「おかあさん、机に向かっていると足元が寒いんですよ」と言っていた長男。彼の部屋は窓が北向きの共用廊下に面した暗い部屋で、机も窓の直ぐ傍だからさもありなん。「ファンヒーターを足元に向けると、熱風が膝の上をまわって顔に当たり、眠たくなるので寝てしまうのです」 おぉ、それはいかん、受験勉強にさしさわるのね。ということで、彼のところにはサンタさんは足温器をプレゼントしたのだった。ただそれは、ちゃんとした足温器がワリといいお値段がしたため、足温器にも使えるという充電式のアンカだったため、足温器としてよりもアンカとして使われるほうが多いようで、ほら、起こしに行ったらしっかりとおなかに抱いて寝ているのね。結局寝ているのかー。勉強してくれよー、頼むよー。
このところずっとメテオリットの軽やかで柔らかなスミレの香りを楽しんでいたが、ようやっと寒くなったので、甘くて美味しい香りの出番だなー。ということで、小分け入手のセルジュ・ルタンス「ダチュラ・ノワール」に再挑戦するも、やはり単純な鼻は難解で高尚な香調に撃沈。私には全然アーモンドの匂いは感じられないのはなぜ。までも「ミエル・ド・ボワ」の時のように、んもう今すぐ洗い流さないとどうにもこうにもという程ではなかったのでお風呂に入るまでそのままにしていたが、でもこれって少量でかなり強く香るなぁ。秋口にアクアデパルマのアーモンドを買ってみたが、甘さがくどく感じて楽しめなかった。今なら心地よくなるかもしれない。アーモンド好きとして今一番気になるのはラルチザン「ジュール ド フェット」優しい甘さのようでとても惹かれる。小分けでどこか売らないかしら。
てなことを取り留めなく考えながら過ごす年の瀬。年末に面接に行ったところにパート決まったらいいなぁ。長男もなにか奇跡的な事が起こって大学に合格したらいいなぁ。私はずっとここでこうして生活するのだろうか。ぐーちゃんは後何年元気で走ったり文句言ったりできるだろうか。辛い事もあるけれど、北風にあおられながらも、手首にちょんとつけた甘い香りをかぐとウフと小さく笑う事も出来るし、そうだと思い出して音楽聴くとふんふんと体がリズムを取っていたりする。ま、そんな感じで来年も過ごせたら。良いお年を。