Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

夕暮れ時はさびしそう、でも

昨夜のNHK-BSの懐かしのフォーク&ROCKの番組、見ようかとも思ったのだが、青春の1曲投票みたいな企画のエントリー曲を見たら、ほとんどが「歌謡フォーク」と「歌謡ROCK」だったので見るのをやめてしまった。たとえばChar氏のエントリー曲は「気絶するほど悩ましい」なのである。何故にわざわざその曲。
で、その青春の1曲投票の1位に選ばれたのがNSPの「夕暮れ時はさびしそう」なのだそうだ。えーっ、そうなのか、この曲がお好きな方がたくさんいらっしゃるのね。私はこの曲を聴くたびにいらいらしてしまうのだけれど。
なんと言っても主人公の男の自己中心的なところが嫌で嫌で。だって、なにも用事が無いのに、「夕暮れ時はなんか寂しいし」ってことだけで彼女をわざわざ河原まで呼び出すのだ。で、やって来てくれた彼女、なにも急ぎの用事がないと知らされたのだろう、当然不機嫌になるがそれに対して「うふふと笑え」だの「ふくれるな」だの言う。用事が無いなら帰りたいと思う彼女は至極真っ当だ。その彼女に向かって「そうか、君は笑うのがへたになっちゃったんだね」なんて言うのである。なんちゅう失礼なヤツ!夕暮れに家にいる、ということは、電話がかかり「ちょっと出かけてくる」と言ったら家族は当然「え、サチ子、さっきの電話、斎藤君からやろ、なにかあったん?」と聞くだろう。「わかんない。なんでか言わなかったし。とりあえず行ってくる」「ちょっとちょっと、今日アンタがコロモつけるの手伝うって言うからコロッケにしたんやで!んもう、困ったなぁ。早う帰っておいでや!ゴハン食べるんか?いらんのか?」「そんなんワカランもんっ!」がらがらピシャン!というやり取りが出掛けにあった可能性は大ではないか。それが予想されるから主人公も「おうちの人におこられるかな 呼び出したりしてごめんごめん」と言っている。予想できるのなら呼び出すなよぉ!ゴメンで済んだら警察いらんわっ!この彼女は主人公の気が済んだら家に帰ることになるだろうけれど、家では「なにがあったんやろ」と家族が待ちうけているだろう。食事が冷めてしまっているだろう。一人もそもそ食べながら「斎藤君なんて?」「別になにもなかった」「えぇ、なにもないのにわざわざ呼び出すんかいな、アンタの彼氏おかしいで」「そんなことないもん…斎藤君、やさしいし」「なに言うてんの、あんたの都合なんか考えてないんやんか」「もうほっといてよ!」ちゅうようないらんケンカのひとつもせんとアカンようになるだろう。君に思いやりやら相手の立場にたって物を考えるチカラはないのか。で、この期に及んで「帰りたいなんて言わないで」なぁんて言っておる。「あんまり僕を困らせないで」って、困らせてるのはキミのほうやんかいさーー!!!
23日は山崎氏の誕生日。おめでとうございます。野澤享司さんもおめでとうございます。ツアー千秋楽の夜の山崎氏のプライヴェートな様子を、遊びに行ったお店の店長さんがblogに書いており、んもう世も末。水商売の仁義はどこへ。有名人はつらいよ。