Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

山崎まさよしさん及びスタッフの皆様へ

床暖房生活

なぁんだかなー。山崎まさよしHMAツアーが無事千秋楽を迎えたわけだが、千秋楽でもやはりちっちゃい子をステージに上げたらしい。なに考えているんだかなぁ。この件に関しては、前の日のワタクシの主張を是非読んでいただきたいと願っている。blog形式ではなかなか該当記事以外のものは読んでいただけないことが多いので、<前の日をクリックして是非。

「音楽を楽しむ空気を参加者全員で作り上げていくということ」が参加者の務めであるという点が理解出来ないから、幼児をLIVEに連れてきてしまうのではないか。そして、主催者側が「幼児かわいいねー、よくきたねー」と考えナシに容認することは、そうした「音楽を楽しむ空気を参加者全員で作り上げていくということ」を自ら放棄したことに他ならない。

http://d.hatena.ne.jp/cocoanuts/20061213

もしかして「小さい子供づれでLIVE楽しめるなんて、ほのぼのしたいいLIVEねー」って客が思うことを狙っているのか?あるいは、主宰者側もそういうのっていいなぁと思っているのかな?そういうのがしたいなら、んもう「ファミリー向け仕様」と「純粋音楽志向仕様」にキッチリ分けたほうがいいと思うよ。
ファミリー向け仕様のLIVEの場合、マチネー公演で、幼児達が楽しいと思えるように身振り手振りお遊戯満載、音量も小さめで耳に優しいコンサート。

金子マリさんたちが子連れでライヴ会場に来て、親がステージに出てる時に子どもたちは楽屋にいたんよ。で、子どもたちが会場に行こうとするとみんなで「デカイ音あるからダメ」って止めてた。

これは以前金子マリさんやらCharさんやらRIZEの話をしていたときに、あにきさんに教えていただいたエピソード。これが「コンサート主宰者の良識」だろう。
「純粋音楽志向仕様」の場合は、もう山崎氏本人のやりたい放題で、たとえばスザーノ氏とのセッションなどでみせてくれるという噂の「ぎりぎり究極」の追及をしていただきたい。客に歩み寄ることが客に対するサービスではなく、尖った部分をさらけ出す事が客に対するサービスとなるLIVE。もちろんハコは「そういうLIVEに行きたい」と願う人が生活を犠牲にしなくてもチケットが入手できるくらいの充分なキャパであり、行われるのも深夜などの時間帯で無いもの。ま、そこまで先鋭的でなくても、せめて未就学児は入場させないというセンは固持してほしい。できたら10歳以上をOKにして欲しいなぁ。これまでのLIVE映像を見ていても、ちょくちょく「家族と一緒に小さい子が楽しんでいる姿」を抜いていたりする。「山崎まさよしのLIVEはオコチャマ連れでも楽しめマース」って公式にアナウンスしてるみたいな有様。本当にそれでいいの?そうしたいの?どうなの、山崎さん!
オーガスタの方針なのかなぁ、「山崎まさよしは中年女性に人気がある」ということを戦略にしてはいないか?まーくんきゃー!で良いのか?その一つの形が「お子さんも連れてドウゾー」なのかな?一時、新聞の投書欄の「彼は王子様」から話題が大きくなり女性週刊誌で記事になった時にも、事務所側からのコメントは「そうかもー」みたいなもんだったし。あの時は「彼の音楽は狭い同世代だけの心ではなく、幅広い年代の心を掴むのです。ブルーズや70年代の音楽を聴きこんできた人の方が、彼の音楽はよく理解してもらえると思います」くらいのことは、バシーッと言って欲しかったのになぁ。

 若いミュージシャンに中年男性ファンがついたときは、実力が認められたとされるのに、中年女性ファンが増えたら、やれマダムキラーだの、母性本能をくすぐるだのと、音楽性と全く関係ないところで語られ、揶揄の対象になる。理不尽である。
 大人の鑑賞にも堪えられる作品を生み出すことができる若い人たちが台頭してきたのは、うれしい現象である。彼らがそろって70年代の音楽に対してリスペクトしているのも、おもしろい。待ってました!では積極的に応援しましょう、というときに立ちはだかるのが、前述のいわれなき偏見である。

http://radioshop.mods.jp/yoriyoki.htm

ホント、もう一回書いておくけれど、「未就学児でも楽しめるLIVE」を山崎まさよし氏およびスタッフは目指してくれるな。私の切なるお願いであります!