Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

ワン&オンリーなもので

今夜は先日BSで放送された木村さんのアニバーサリーLIVEが30分増量されてNHK総合で(関西だけだけど)放送されるので、ワクワクしながら待っている。有山じゅんじさん一杯映ってたらいいなぁ。我らファンはちぃとでも映ろうものなら画面に向かってキャーキャー身もだえしてしまうのだが、好みはそれぞれで「有山じゅんじってキョーミない」と仰る方も当然いらっしゃる。

しかし、何回も言いますが、わからない・・・ もうこれから、ライブに行くことも無いでしょう! これだけは言えますね!! 誰か、“有山じゅんじ”さんのすごさを教えてください。

ありのままじゅんじいやいやいや、ここまでキッパリと仰ると、いっそ清々しい。LIVEをご覧になっても良さが「わからない」ということだったら、んもう、世の中には沢山の音楽があるわけだから、なにもわざわざ選って有山さんを聴かれなくても良いわけで。誰にも受け入れられやすいという声であったり演奏形態ではないからなぁ。旦那様もお友達も、マニアックな所を奥様に強要なさらないように。
で、凄さを教えて、ということで、私だったら「ギターの超絶テクニック、そしてギターと歌とお喋りが渾然一体となって大きなリズムを刻む心地よさ、かっこよさ」が凄さだと思うのだ。そうそう、更新日時から推測するにカフェ・ド萌でのLIVEにいかれたと思うのだが、そこでも歌われたこの曲を例にとってあにきさんが「凄さ」を解説してくださっている文章があるので、ソレをご紹介。

帰り道、あの歌は何てオシャレで乾いているんやろって、友達と話してた。この「乾いてる」っていうのは、日本的な湿度が無いという意味。そのことが大ショックやったな。それまでにも、山下達郎や細野さんなんかにその感覚はあったけど、達郎さんは声が、細野さんは自作の歌詞がウェットやったけど、有山さんのは全部の湿度が低いんよな。それは他の曲に「生まれた ところは 長屋の二階」って歌詞があるけど、それすら湿ってないんよ。この人はスゴイ!って思ったんや。  でもその乾き加減が、恐らく長いこと一般ピープルを遠ざけていたんやとおもう。聞くほうの音楽との関わり方の問題でね。つまり、アコギで弾き語りでは、もうちょっとしっとり歌ってよ、ってのが、恐らく80年代イッパイくらいまでのこの国の認識で、ブルーハーツのアコギものとか、山崎まさよしとかが出てきて、アコギの音楽にも違うアプローチがあるんやで!ってのが浸透し始めてから、やーっと「ディディワ」みたいなのが一般的に受け入れられるようになったと思うんよ。

どんなモンでしょう?ま、好き嫌いは別としても、とにかく有山さんは「ワン&オンリー」、日本の宝です!
そういえば、山崎まさよし氏のファンクラブ会報に山崎氏がマーチンクラブ誌の取材を受けたとあった。マーチンクラブのLIVEといえば有山さん。ううー、有山さんと山崎氏がマーチンクラブのLIVEでジョイント…夢想するだけで幸福になってしまう取り合わせだー。
(追記)木村さんのLIVEの増量部分は、先日放送されなかったゲストミュージシャンとのセッション部分が追加されていた。斉藤和義さんも歌ってましたよー。