水瓶座でB型

一つ年をとった。おめでとう自分。まだ生きてるよ、すごいなぁ。人間的な成長って、二十代で出来上がってしまうんじゃないかしら。後はまぁずっと変わらずで、いくつか世間を知って気の利いた言い訳を見つけることが上手になる、ただそれだけのような気がする。息子らからプレゼント。こないだ買ったMDプレイヤー用に４極プラグのヘッドフォン。ありがとうありがとうありがとう！本体付属のヘッドフォンがでっかくて耳穴にあわず「痛いよう、痛いよう」と言ってたのを聞いてたのね。そっか、晩御飯前にどこに行ってたか言わなかったのはこのため？AQUAさんからもいただく。いい匂いグッズの詰め合わせ。ありがとうありがとうありがとう！お風呂場で束の間お姫様気分。いろんな人からあったかさもらって、私はほんとにしあわせもの。
そういえば先日WOWOWで「ベルヴィル・ランデブー」鑑賞。途中から。これは最初から見なくちゃね！再放送の時はちゃんと捕獲しよう。次男も「なにこれ！なにこれ！気になる！」と興奮。おフランスのアニメーションやんかいさー。この画面の「洒脱」さはどう。動く絵画。デフォルメと動き。省略と誇張の妙。色彩の調和。とくにおばあさんがちゃんと「おばあさん」なのだ。体型が、骨格が、体の運びが、まったくもっておばあさん！！日本でこんなにおばあさんをちゃんと造形したアニメを見たことが無いのは私の不勉強か。やはり日本ではアニメーションは若い人のものだから、若い人はおばあさんなんぞは眼中に無いわけだから、仕方の無い話か。宮崎駿監督作品におばあさんはよく出てくるが記号としての「おばあさん」であって、動きや骨格は若い人のものに近い。髪の毛を梳く動作一つでもってムカシはちょいとならしたおばあさんであることを表現してしまう「ベルヴィル」の凄さ。いやまてよ、日本にはこんなに色っぽいおばあさんはいないからかな？おばあさんだけど、ちゃんとそこに表現されているものは「女」だものな。流石フランス。