Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

教職員の恋

確かにデグーがいた10月の空

山崎まさよし主演の「8月のクリスマス」を観に梅田まで出る。朝一(と言ってもモーニングショーは別プログラムなので12時15分が初回)狙いで劇場オープンの10時に入り整理券を貰う。この時点で既に整理券番号は二桁。ま、なんとかなるやろう。また梅田まで戻ってヨドバシでヘッドフォンなぞ買ってうろうろ。DVDレコーダー欲しいなぁ。これまで撮り溜めた山崎関連のビデオをDVDにしたいなぁ。それだけで随分押入れが空くだろう。三番街で軽く食事して、たくさんの競馬ファンと一緒に道を辿りまたガーデンシネマまで。12時前になると結構な人数がロビーに溢れている。番号順に館内へ。運良く最前列確保。以下観て感じた枝葉末節。
あと3mm太ければなぁ。柳眉は顔の造作とはあっているが、役柄には合っていない。彼女が死を覚悟したものが眩しく見つめる生の輝きであるならば、顔にもう少しの「命のエネルギー」を吹き込んでもらいたかったな。そう、そして口紅を探しに行った先の美容部員に眉をちょちょっと整えてもらう。そうすると驚くほど顔の印象がかわるはずなのだ。妹的存在からひとりの女性へと観客も主人公の心の動きを一緒に体験できたのではないか。「初めて口紅を塗った顔を見せに行く」場面のインパクトが薄いのは、もう既にそれまで散々化粧を研究しつくしているかのような「クロートっぽい眉」をスクリーンにさらしているためだ。
淡々と映画は進み、あっけなく主人公は死んでしまう。まぁその、そういう映画なんだからソコを云々言うのはヤボだろうが、でももうすこし主人公のヒロインに対する切羽詰った愛しさのようなものを感じさせて欲しかったな。
ヒロインは白いブラウスと濃い色のタイトスカートで教えている。ホンマの先生はもっと動きやすい格好で勤務しているわけだから、ここいらへんは作り手の「教師ってこんなかんじよね」っていうファンタジーが反映されているんだろうな。先輩教師はとってもリアルな服装だったけれど。そして、校区内では男性と相合傘やタンデムはせんやろうー。