セッションは楽し
もう年末。やれクリスマスだやれ忘年会だと夜出歩く機会も多くなる頃。私も連日夜出歩いておるのだが、そういった浮かれたお出かけでないのがとっても悲しい。うゎーん、PTAの委員会活動なのであーる。全然先が見えないのであーる。何時まで続くよこの苦行。全然日記も書けないし。
そんななか、ご好意で「Char meets 山崎まさよし〜Talking Guitars〜」というギター談義＆セッション番組を見せてもらった。冒頭は大阪であった、これはなんだろう、「ポテキ」とCharさんが言ってはるから、きっと懇意にしてはる「ポテトキッド」というお店主催のパーティかな、や、もう一回みたら「ちるどれん」というお店主催のようで。そこでの「セッション大会」のお話。BAHOとして石田長生さんと事前に打ち合わせしたけれど、その場の雰囲気で全然違うものやって、とか、他のゲストのバックはBAHOが急遽やることになって、とか。「なんなんだろうね、大阪って街は！」 はいはい、「セッション好き」の街ですわ。
J-WAVEでChar氏がはなちゃんとやっていたセッション番組、山崎氏やKeisonが出た回をとても楽しんだのだが、その番組が終わることになり、なんでかなー、楽しかったのになーという話をしていたら、「昨今ちゃんとセッションが出来るミュージシャンが減ってしまっているので番組自体が成立しない」というのが大きな理由だと教えてもらい、ナルホドと思ったものだ。
大阪ではFM大阪が「セッション番組」を流している。http://fmosaka.net/index_nightjam.html「斉藤ノブのNightJam」。押尾コータロー氏やはじめにきよし、石田長生さんらが登場してますねー。来年初頭はこの番組に有山じゅんじ氏がどどどーっとゲストで出はるらしい。うひょー、楽しみ楽しみ！
そういえば、こないだのJACKLIONでのジャマーバンドのLIVEで、急遽チャリゲーターズのホーン隊が一緒にセッションをしたわけなのだが、その内幕をうかがって、とっても納得したのだった。「あいつらな、とっても上手いし、いいセンス持ってるねん。リハ見て、絶対JAMABANDと一緒になにかしたいって思って、セッションしようぜ！ってお願いしたんやけど、で、あいつらもやりたい！って言ってくれてんけど、でもじゃぁどうしたらいいかっていうのがわかれへんねやね。」とあにきさん。そこで、百戦錬磨のあにきさんが、ギター使ってフレーズを口移しで伝えて、アレンジを作っていく。「あいつらな、自分らのステージでも譜面見てやってたやろ、テクニックはあんねん。でも、その場でどう相手に反応して合わせていくかとか、そういう経験が無いねんな。だからそうやってセッションの打ち合わせしてたら、はじめ戸惑ってたんやけどあいつらどんどん高揚していってな、打ち合わせの最後はもうヤッター！ってハイタッチや。うん、わかったんちゃう？セッションってどうやってやってったらいいのかが。」もうね、これまた「あにきさん増量」して、日本全国の「テクニックはあるけど、セッションってどうやったらいいのかわからないミュージシャン」のもとに派遣してガシガシ指導してもらいたいものですわっ！
おぉ、素晴らしい、ちょうどあにきさんが「セッションについて」書いておられる。リンクだ！
「ああ言われたら、こう言ってやる！」のやり取りがセッションの醍醐味。
セッションは出会い
今回のチャリゲホーンズは、「みんな、アイウエオ知ってるやん？」ってレヴェルから始まった。つまり、Ｒ＆Ｂの定型フレーズ知ってるよな？ってこと。
アルトの子が「ダイジョブです」って言ってくれて。だからあとは口移しで何度か進めたら、出来た。その上であいつら、イチビッて自分なりに吹いてきた。
そうそうこれこれ。「自分なりに」。それがあいつらの言葉なんや。
