Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

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昨夜は山崎まさよしファンクラブイベントに行った。内容はトークとLIVEちょこっとと過去映像とプレゼント抽選。ん〜、ファンクラブイベントらしいファンクラブイベントですな。こちらもファンクラブイベントとして大いに楽しむ。
ステージにしつらえられたソファにマネージャーと並んで座りなんやかやと喋る山崎氏の姿を、にまにましながら見つめる。ひらひら動く手のひら。大きいな、指長いな。ソファの背伝いに腕を伸ばしてのせる様子に、きっとお酒の席でもこうしているんだろうな、なんてしょうも無いことを思う。途中出てきた長い付き合いのイベンター氏との会話には構えたところがまったく感じられず、またまた、お酒の席ではこんなふうにお喋りしているんだろうな、としょうもないことを思う。「大阪の名物」としてステージで「阪神イカ焼き」を食す。あのね、どう考えてもデラバンよりもシンプルなののほうが美味しいと思うな。卵が入るとバフバフするのよね。
ご尊顔もほっそりとしており男前、そういえばナマ山崎を見たのはこの厚生年金会館中ホールでのLIVEが初めて、その時とあまり印象は変わってないのだった。過去映像は96年のもの。ちょっと自意識過剰気味の動きは「若気の至り」だが、でもそんなに見た目の雰囲気は変わってないなぁ。「ムカシの歌う山崎まさよし」といえば、よくべろりと舌を出していたのが思い出される。間奏であったり曲の途中であったりなにか自分のなかで一区切りする時に、口をでかくあけて盛大に舌を出していたのだ。「お前それみっともないからやめろよ」と社長さんに言われたのかな。97年頃まではべろりはしていたと思うが、ふっつりとその癖は消えてしまった。今回過去映像を見ることができると聞いて「べろり」が見られるかと思ったが、やはり事務所的に「べろり」はNGなのか、そういうシーンは見られなかった。
LIVEのコーナーでは懐かしい曲を中心に。カバーは「We can work it out」「Faith」の2曲。新し目の曲は「未完成」だけ。大阪ではこの曲がいいんとちゃうかな、ということだったが、やはり「河島英五」フレーバーということでか?「十六夜」が聴けなくてちょっと心残り。声も良く伸びギターもカホーンもパンデイロも達者。歌い方もわりとストレートに声をだすカンジで、いいないいな、やはりいいです、この人。
あるある大辞典で鬱についてやってたんですよ。で、鬱チェックってのをしてて、そしたら僕、なんか鬱になりそうで」とMCで喋る山崎氏。「寝る前にホットミルクに蜂蜜を入れたのを飲むといいらしいんですよ。鬱にならないような成分が入ってるらしい。で、さっそく寝る前にそれを飲んでみたら、夜中の3時過ぎに腹がぐるぐるぐるぐる鳴り出して。寝られなくて逆効果!」 少し前にSOOO BAAD REVUEというバンドでソウルフルなボーカルを響かせていた砂川正和氏が自ら命を絶った。しばらく歌うことから離れジャンベ奏者として活動していたそうだが、久方ぶりに歌いだそうとしてた矢先だった。そのことが頭をよぎる。山崎さん、死んではいけませんよ。ずっとずっと末永く、歌ってギターを弾いてわははと笑っていてほしい、と切に願う。