殿堂入り

ご覧になりました？本日スペースシャワーTVの「スタジオ　グロウン」という番組に有山じゅんじさん出演され、数曲歌わはったそうで。昨日公式BBSにて告知があったのです。もうすこし早い時期に教えてくださるとありがたいのですが。リピート放送がありますので見逃した方はなんとか今週中にキャッチしたいもの。
少し前にたきおとさんに「有山さんが新しいアルバムをお出しになりましたよ、そこにはインストも入っておりますよ」とお伝えして、いまかいまかと待っておりました。「アコギスト宣言」http://www.takioto.com/acogui/ に有山じゅんじさん満を持しての登場です。今の有山さんの魅力を的確にわかりやすく伝えてくださっています。シンプルなのに芳醇、軽妙なのに深い。たきおとさんがおっしゃるように、若いミュージシャンにぜひ聴いて欲しい音楽。影響されてほしい音楽。

相当な長いキャリアをもつ彼だが、その同世代のミュージシャン達を我々は沢山耳にしてきている。がしかし、我々の耳に届いてくる音楽は当時のシーンに合わせてパッケージングされたものが多かった。今にして思えば、誰もが初めから歌謡フォークのようなモノを目指していたということは無く、カントリーブルースに憧れデルタブルースにのめり込み、芳醇で深いアメリカンミュージックを音楽的ルーツとして来た若いミュージシャン達は多かった訳である。そんな中で有山氏は若くして抱いた憧れを、忠実に、着実に、そしてあくまでも自己流に身に纏うことに成功し続けてきた希有な存在である。唄と絶妙に絡むフィンガーピッキングの妙も、フォークギター弾き語りといえばジャカジャカだらけになってしまった今(何故だ?)、ミュージシャン予備軍達はしっかりと影響されて欲しいなぁ。

有山じゅんじ