Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

イメージと違う

春眠アカツキを覚えず

水野真紀サンの結婚会見についてのイロイロを読んで、そのあまりの「不評」に驚く。「下品」であるとか「知性がない」であるとか、ま、まとめて言うと「あんなヒトとは思わなかった、イメージと違った」ということを見た人は感じたらしい。どんな会見だったのか気になっていたのだが、「ブロードキャスター」の「お父さんのためのワイドショー講座」で一部見ることができた。
あれれ?「いつもの水野真紀」やん。そのままやん。まぁ、「結婚会見」というスクエアな場だからもうすこし「オスマシ」してもいいかも、と思ったが、このヒトってわりと「バンカラ」な印象があったので「新妻の恥じらい」などを演出しないその受け答えは全然違和感ない「想像の範囲内」だった。
バンカラ」な印象…ココが違うのだろうな。私はドラマを見ないから、彼女がメインでやっている「魔法のレストラン」という関西ローカルのグルメ番組でしか水野真紀を知らない。下町の商店街でチヂミを頬張ったり、B級グルメの名店を探して環状線に乗ったり、関西の芸人と一緒にわいわい言いながら番組を進めるその様子に、あぁ、この人はキレイな顔をしているが、ナカミはかなり「バンカラ」な人だなぁ、と思っていた。取り澄まさないから台本のない関西ローカルの番組でヘンに浮かずに長いこと続けていけるんだなぁ、と。
でもそうしたあたりが、ドラマでしか彼女を知らない人達には違和感があるんだろう。「キレイな外側」に則した役柄を演じていると、そのイメージでナカミもそうだと思ってしまうのも無理はない。外側から判断した「そうあってほしいものだ」という像がズレればズレるほど、幻滅も激しい。でもそれって、見る側の勝手な思い込みであって、ソレを押し付けられる水野真紀もかわいそうではある。私としては、上品な受け答えだったが、パッチリと見開いたその目がなにも見ていないようだった教祖の妻の会見よりは、ずっと好感がもてるものだったのだが、どうか。