Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

鉢の底のワンモア

朝おちんちんが痛くなったの

またまた戸口さんに教えていただいた。昨夜のM1でチュートリアルの漫才に山崎まさよし氏の「One more time,one more chance」の一節が引用されたわけだが、あの部分はDVDになるときに編集でカットされるかもしれないのだそうだ。あうー、微妙なんじゃないかしら、メロディをつけて歌ったわけではないし、ほんの少しの引用だしなぁ。でもツッコミで「山崎まさよし」という名前を出しているから、JASRACも看過しないかもしれないなぁ。きっと山崎さんサイドとしては、これ以上無いプロモーションだから「全然オッケーっすよー!」だと思うんだけど、JASRACとしては観点はそういうコトではないのね。
しかし、あのフレーズを取っ払ってしまうと、「僕は必死で探したよ!」からすぐに「行きずりの女」に繋がってしまうので、ギャップがありすぎてお客さんは取り残され、笑いを生み出すショックが小さくなるような気がするなぁ。あそこで「向かいのホーム」と入ることで、明確な狂気への一歩をお客も伴に進んでいけるのだから。
チュートリアルの漫才を見ていて、全然ジャンルが違うのだがレイ・ブラッドベリの短編「鉢の底の果物」を思い出してしまった。この短編大好き!ブラッドベリのなかで一番好きかも。入り込んだアパートメントで犯罪を犯した男、証拠隠滅の為に念のためドアノブなどを拭いていくのだ。触ったかも知れない所を次々と拭いていく。ここもそこもあそこも。この短編における「鉢の底の果物」が、チュートリアルの漫才における「向かいのホーム、路地裏の窓」なのだ。向こう側に行ってしまった瞬間。でもまだ客は半信半疑、「こんなところにいるはずもないのに」ってまだ自覚してるじゃない、それに歌の一節みたいだし、と安心しかけたところで、「行きずりの女」と来るから、わはははは、やっぱりアカンがなー!となるのだ。ううーん、やっぱり重要、ホント、JASRAC様、お目こぼしを〜〜!(26日追記:bbs(http://www4.rocketbbs.com/14/bbs.cgi?id=bluebell)にて、すみけんさんにここらへんのところを解説していただきました!「JASRACとロイヤリティー」…やはり前年度までの編集見てもカットされてしまう可能性、とても高そうですね)
今日はクリスマス。フレグランスはもちろんCARONの「ニュイ ド ノエル」クリスマスの夜。想像していたよりも軽やかな花とグリーンの香り。動物っぽい香りもベースにあるそうだが、私にはそんなに感じない。甘ったるくないけれど、確かに冬にあう香り。やっぱりキャロンいいなー。